自宅に帰る
高松空港からは沖縄までは直行便が飛んでいる。前回は欠航されてひどい目にあった。今回は11時40分出発の予定が12時00分に、さらに遅れて12時15分。離陸できたのは12時37分であった。
腹が減った。昨晩、うどんを食べたので朝飯は抜いた。離陸してからしばらくは飛行機が揺れていた。窓からは本四連絡橋が見えた。
飛行機が安定して、シートベルトサインが消灯したらランチタイムだ。何が出るかな。CAが私のご飯を運んできた。
やっと飯だ。もう午後一時を回っている。まずは味噌汁を一口。ああ、熱い。胃にしみる。
煮物はすこし濃いめの味付け。プリプリのシイタケがうまい。人参はエグミがなあ。やはり島人参の方がうまい。 里芋はねっとりとして、味がほどよく染みている。妻が食べたら喜びそうだ。夏野菜の彩り和え、なす、おくら、大豆をオリーブオイルと唐辛子で炒め、胡椒を効かせたような味だ。美味い。酒のつまみにもなるな。
ごはん冷たい。
二色巻きはお揚げにダシがしっかりと染み込んで、食べると口の中に溢れ出す。
ごはん冷たい。
カレイの山椒オリーブオイル焼きは山椒の香りもオリーブオイルの味わいもしない。カレイの味も殺されてしまってるのか、魚らしきものを食べてるような感じだ。うーん。
名古屋コーチンの玉子焼き。一際でかい。一口食べる。玉子の味が普通のよりも濃厚な気がするが、気のせいかもしれない。冷たいご飯を食べる。
あれ?
味のしみたしいたけと玉子が合わさると、途端に風味豊かな味わいが口の中に広がり始めた。
面白い!
次の一口。玉子焼きを食べてから、冷たいご飯だ。今度はいくらだ。さっきとは違う風味だ。単調な玉子焼きの味が急に立体的に変わる。
へー。
デザートのキウィを食べてフィニッシュ。
温かいご飯が食べたいなあ。早く家族に会いたいなあ。もっと速く飛べよ。
沖縄の離島
窓からは眼下に伊是名島と伊平屋島が見えた。まもなく沖縄だ。着陸だ。窓からは伊平屋島につながる野甫島が大きく見える。
飛行機はまもなく着陸するところだったのだが、空港混雑とのことで空中で待機した。島々のまわりを大きく旋回し始めた。今度は具志川島が見えた。伊是名島と伊平屋島の間にある小さな島だ。
島から少し距離をとったところで伊是名島と伊平屋島の全体が見えた。
旋回が終わると伊平屋島の全景が目に入った。上から伊平屋島、野甫島、具志川島、伊是名島、屋那覇島である。
ゆっくりと北上したところで伊平屋島と野甫島をみることができた。
もうすぐ家に帰れる。今度は何日沖縄にいられるかな。
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アラフィフで再婚して二人の子どもを授かりました。妻は初めて、私は二度目の育児を夫婦で頑張っています。