2020年5月29日
石敢當とけいたま

けいたまと石敢當 ~出張には自家製ランチ~

けいたまと石敢當

沖縄の路地を歩くと、あちこちに「石敢當(いしがんとう)」という文字列を見つけることができる。基本的に三叉路や丁字路、交差点に面する部分に記載されていることが多い。昔の武将とも力士の名とも言われているがはっきりしない。沖縄文化は中国伝来のものが数多くあるが、その一つが魔物(まじむん)である。1980年代半ば、キョンシー(霊幻道士)と言う映画が流行った。この中でキョンシーは直進しかできない描写がある。(方向転換はできる。)

中国の庭園や昔の建築物などには、意味もなく道や通路がジグザグにデザインされているものがある。あれは魔物が直進しかできないので、入ってこれないようにするための魔物除けなのである。どうように、沖縄も魔物は直進するので、三叉路や丁字路で壁にぶち当たると、方向転換して家に入ってきかねない。ところが魔物が石敢當にあたると砕け散ると言われているため、魔除けとして設置されているのだ。

石敢當を指差すけいたま

家から保育園に行くまでの細い路地にも、数多くの石敢當がある。バナナも生えている。ハイビスカスやブーゲンビリアも咲いている。すっかり見慣れた光景だが、内地の人間からすればワンダーランドでしかありえないのだ。以前はバナナを観察するのがけいたまのお気に入りだったのだが、最近は石敢當だ。ゆうたまは眠そうだ。

おねむのゆうたま

「ママ~!見てみて、石敢當!」

見つけるたびに嬉しそうに報告する。

「ほら、ほら、ここにも!」

自宅から保育園に着くまで、都合20か所ほどに石敢當が存在する。なんとポケモンGo!のポケストップになっている石敢當も存在するのである。

またまた石敢當を見つけるけいたま

よくよく見ると、石敢當の字は一通りではない。石敢当だったり、石厳當だったり、様々なバリエーションが存在する。きっちりと石に彫ったもの、壁にキレイに彫ったもの、コンクリートに文字だけ刻んだものなど、それぞれの家に住む方々の性格が出ているような気がしなくもない。

石敢當とけいたま

出張には自家製ランチ

無事に子どもたちを保育園に送り届けると、出張の準備だ。昼前の便で東京に向かう。ランチタイムは機上となるので、食事を用意する。弁当は高くていまいちなのだ。冷蔵庫の余った豚肉と玉ねぎを焼肉のたれで炒める。野菜を敷いて焼肉を盛る。

焼肉ランチ

あとはご飯と自家製漬物だ。たっぷりの野菜を入れる。これも市販の弁当とは大きく異なる点だ。どうして弁当はあんなに野菜が少ないのか。

自家製漬物

私が出張中、妻はほとんど調理をしない。調理師免許を持っているほどなので、料理をする能力を有しているが、ひとりで子供たちの面倒を見るのでいっぱいいっぱいで、調理をする時間的精神的余裕がないのである。なので、できるだけ出張前に料理を作ってタッパーに保存しておくので、冷蔵庫に食材が残っていると廃棄処分になりかねないのだ。余った材料を活用して美味しいご飯を作り、出張で食べる。

効率的で、高費用対効果で、美味である。

さて、夜は何を食べようか。

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