グルメ 旅行

ANA1621 高松ー那覇 プレミアム御膳

行基の湯

徳島から高松空港までの道中、虹(こう)の滝を観光したのちに立ち寄ったのは道の駅 塩江(しおのえ)、行基の湯。二年前に立ち寄った時は天気も悪く、温泉施設も閉鎖されていた。

塩江温泉 行基の湯

今日は天気がいい。行基の湯も営業を再開していた。時間があればひとっ風呂浴びたい気分ではある。行基とは、奈良の大仏を作ったことで有名な僧だ。

塩江温泉郷は約1,300年前の奈良時代に僧行基によって発見され、弘法大師空海が湯治の地として伝えたという由緒正しき温泉エリアの総称です。県内最古の温泉郷で「高松の奥座敷」として親しまれています。

しおのえネット

行基の湯に繋がる橋の上から川面を眺める。上流側の風景。

塩江温泉

下流側の風景。右手が道の駅になる。水の流れが少ないためか、水草が繁殖している。

塩江温泉

道の駅で直売野菜を物色してみたが、いまいち欲しいものが見つからなかった。

ANA1621 高松ー那覇

前回と違い、今回は無事に高松空港から那覇行きが飛び立った。飛行機は瀬戸内海を眼下に飛んでいる。府中湖と府中ダム。その周辺のため池。香川県は昔から雨があまり降らないので、灌漑用に数多くのため池が作られてきた。府中ダムは近年、作られたものである。中央を横切るのが高松自動車道だ。

府中ダム

眼下に本四連絡橋が見えてきた。坂出市である。飛行機はぐんぐんと高度を上げていく。展開はよさそうだが、上空にくると靄(もや)があるのが分かる。窓からの風景がどんどんとかすんでいく。

本四連絡橋

四国から本州までつながる本四連絡橋が見える。ここまで上昇するとかなりのもやで、ぼんやりとしか見えない。

本四連絡橋

プレミアム御膳

飛行機が水平飛行に移ると、配膳が始まった。朝もたっぷり食べたというのに、ランチタイムに腹が減る。人間の基礎代謝におけるエネルギー消費量はそれなりのカロリーなのだが、やはり最近は少々食べすぎだろうか。だが、プレミアム御膳は500キロカロリーほどに抑えられている。

メニュー

案の定、512キロカロリー。想定内だ。つまり、腹六分目にしかならないことを意味する。ううむ、夕食まで空腹に耐えねばならないのだろうか。しかも、食事の準備は私の担当だ。空港近くのスーパーで調達した食材で、夕飯を作るのだ。お魚大好きなけいたまとゆうたまも楽しみにしているはずだ。だが、空腹での調理は精神衛生上、かなりのストレスを要するのである。その前に、自宅の片付けが待っている。私の出張中は、片付けが苦手で要領の悪い妻が孤軍奮闘しているのだ。溜まった家事をやっつけるのも私の仕事だ。

プレミアム御膳

今日もご飯が冷たいので、お茶漬け状態で食べることにする。人参は甘い。ぷりぷりの椎茸は冷たすぎる。噛むごとに歯に負担がかかるようだ。5回も歯医者に通って歯石をすべて除去したばかりだ。あさりご飯を食べてお茶を一口。ああ、一気に味が広がる。美味い。上品な味付けだ。緑茶とも相性がいい。

ジューシーなだし巻き卵は意外にも冷たくなかったが、ご飯が冷たいので、やはりお茶を飲む。噛むたびにだし汁が溢れる、まるでがんもどきのようだ。こんなのが作れたら、けいたまもゆうたまも喜ぶだろうなあ。

おかず

鯖塩焼きもそれほど冷たくはない。冷えたご飯と食べると味が一段とぼんやりしてしまうが、お茶を飲めば旨味が花開く。しっかりとした鯖の味を感じることができる。鯖茶漬けのようだ。メニューには鯖塩焼きと書いてあるが、身が柔らかい。煮付けと焼き物の中間のような食感。これも子供達が喜びそうな一品だ。

鳥塩焼きはちょっと硬めでごわごわしているが、お茶を飲むと食感が滑らかに変化する。味も深みが増して優しくなる。お茶でお腹が膨れつつあるのがわかる。

味噌汁とお茶

味噌汁はすでにぬるい。

ナスとフキはしっかりと出汁がしみている。ナスは揚げだしなのか、実が吸った油の甘みがご飯とマッチする。

ほうれん草のおひたしはひじきと揚げの味しかしない。出汁は効いているがしょっぱすぎる。お茶も切れてしまった。タコの唐揚げも味付けはいいのだがしょっぱい。熱いお茶が届いた。これでまた戦うことができる。ラストはつみれだ。舌触り滑らかだが、甘めの味付けとしか感じられない。熱いお茶を飲むと、魚の香りがする。青魚のような臭みがない。白身魚を使った上品なつみれだ。

あさりご飯

ご飯が一口残った。口に入れる。冷たい。味がしない。お茶を口に含める。をを!ほのかなあさりの香りが鼻を抜けていくではないか。ご飯だけでも温めてくれれば、味わいがだいぶ違うものであっただろう。いつもの737型ではなく、今回は767だ。修学旅行生が乗っているので、大型機を使用したのだろう。ならば調理設備もあるのではなかろうか。

いずれにしろ戦いは済んだ。熱い緑茶という大量調味兵器が無ければ、心折れていたであろう。大量の液体を摂取したために、おなかもタプタプだ。おかげで空腹感は無い。あとは那覇までゆっくりと休んで、自宅に着いたら鼻詰まりとゆうたまと外耳炎のけいたまを連れて、家族で耳鼻科にゴーなのである。