2020年5月29日
台中市役所

台湾 台中市役所 日本統治時代の建築物

ホテルで朝食を済ませると、バスで台北から台中まで移動する。台中までは高速道路を使って二時間半である。台北は曇っていたが、台中に近づくにしたがって、気温が上昇、雲も少なくなった。気持ちいい秋空が広がる。

青空とバス

ランチは正午に予約してあるとのことで、台中市役所を見学することになった。今から110年ほど前、1911年の日本統治時代に建築された建物である。白亜の美しいバロック様式の庁舎である。最近改修されたそうだが、今でも施設としては現役である。歴史を感じさせる建築物だ。

台中市役所

白い建物と青い空、フェニックスの緑のコントラストが美しい。まさに南国風景に映える建物だ。同じフェニックスでも宮崎県のまがい物とは異なる。あそこは雪も降るし3月でも寒い。だからこそ四季が実感できるのだが、南国には日本のような冬がない。11月末だと言うのに気温は30度を超えている。沖縄も南国なので全体的に建物が白いが、このような洋館を見かけたことがない。かつてはあったのかもしれないが、戦争ですべて焼けたのだろうか。

ああ、思い出した。

沖縄で洋館と言えば米軍絡み。しかも心霊スポットなのが定番だ。

台中市役所 入口
台中市役所 右から

建物にはいるとこのような階段がある。柱には標語とコピーが書かれている。台中でもランタン祭りが開催されるようだ。日本では長崎が有名だが、台湾では毎年場所を変えてランタンフェスティバルが開催されるようだ。調べてみると沖縄でも読谷村で開催されるようだが、有名なのだろうか?沖縄に20年もいて初めて聞いたくらいだ。

階段の上に書かれているのは「時時為國家着想、事事為民衆打算。」訳せば「常に国家を考える、すべては人々のために」となる。誰の言葉なのかは分からない。

階段

建物の内部には広くて美しい中庭が広がる。

中庭

やはり南国だ。植物が日本とはまったく異なる。

中庭

紅い煉瓦と白い漆喰のコントラストが美しい。

中庭と建物

広い中庭から通路を隔てたところにある小さな庭。

吹き抜けの木庭

一通りの見学を済ませて、再び外に出る。正面からの眺め。手前の噴水が涼を誘う。

正面

台湾には他にも日本統治時代の建築物が残されており、観光スポットとしても活用されているようだ。いつかは八田ダムも見学してみたいと思うのであった。

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