那覇空港 国際線ターミナル
妻がけいたまを保育園に送っている間に、私は自宅の家事を済ませて、那覇空港へと向かった。梅雨入りしたというのにいい天気だ。この時間帯には釜山行、済州島行、台北行、香港行便が重なっているようで、客が多い。
チェックインする。席はどこがいいか聞かれる。指定したはずなのだが、まあいい。窓側で隣が空いている席をお願いすると、どの席も空いているという。
そんなはずはないだろう。
まあいいや、一番前の窓側の席を指定する。そのまま出国手続きを済ませてラウンジに向かった。満席なので、一人個室に座ることにした。カップ麺くらいは食べることができる。
香港航空679便 ビジネスクラス
時間になったのでゲートに向かう。ビジネスクラスはエコノミークラスと入口から違うので、すんなりと搭乗できた。機内はビジネスクラスなのに、独立タイプだ。
すごい。
乗るたびにバージョンアップしている気がする。もちろん、フルフラットになる。寝心地もなかなかいい。そのまま寝てしまった。
ふと目が覚めると、機内の窓はすべて閉じられていて、暗い。
なぜ?
トイレに行きたいが、シートベルトサインが付いている。しかし客室乗務員は配膳をしている。
どいうこと?
乗務員が目覚めた私を見つけて、ドリンクを持ってきましょうかと尋ねてきた。その前にトイレに行きたいのだがと言うと、前方は人がいるので後方のトイレにどうぞと言う。
行ってもいいんだ。
エコノミーの席は明るい。トイレから戻る時に理由がわかった。みな、ビデオプログラムを観ていたのだ。
なるほど。
機内食
すぐに乗務員が食事を持ってきた。さて、食べるとしよう。
そうめんがやわい。口の中で麺がとろける。こんなやわいそうめんを食べたことがないと思う。
「和風カニサラダ大根巻き」大根を薄く切ったものでカニを巻いた料理。サラダみたいなものか。さっぱりしていい。ミョウガは生、ごぼうは漬物。くせのあるディルと大根のコンビネーションが秀逸。ゆずのジェルでいただく。和食にも洋食にも合う一品だ。
シートベルトサインが付いていたので出せなかったプーアル茶がやってきた。うまい。
パンも美味いな。バターと合う。しかし、そうめんに根菜のサラダ、パンと炭水化物ばかりだ。タンパク質が欲しくなる。
ここでメインディッシュのチキン飯だ。熱々だ。中華の香が鼻を抜ける。長粒米のかぼちゃご飯とも相性がいい。箸休めのスナップエンドウには塩と胡椒をかけて食べる。火の通り具合もちょうどいい。チキンも柔らかい。ここで胡椒を投入。スパイシーになり、さらに味わいが広がる。
いいねえ、中国に来た気がするねえ。
食後のデザートを聞かれたので断った。普洱茶をもう一杯。
ベッドをフルフラットにして寝る。ビジネスクラスなのでゆったりと仕事をしようと思っていたのだが、この寝心地では眠ってまうがな。
かめへん、かめへん、眠たかったら寝たらええんや。
後のことは起きてから考えよう。
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