2024年4月12日
オムサロ原生花園

オムサロ原生花園と流氷岬

流氷岬

昼食を済ませると、車を北に向かって走らせた。遊びに来たわけではないが、せっかくの紋別だ。滅多に来る機会がない。今年五月に初めて訪れたこの地を、三ヶ月を待たずに再訪することになるとは、人の縁とは分からないものだ。

どこに行ってみようかと地図を眺めていたら、郊外に「オムサロ原生花園」なるものを見つけた。植物園は様々な植物を植えて、世話をして、人に観せる施設だが、原生花園とは、文字の通り、原生している植物を自然のまま、ありのままの姿で観察できる場所だ。

原野に道と柵を作っただけとも言う。

流氷岬

車を目的地に走らせる。敷地内のネイチャーハウスの駐車場に車を停める。建物の裏側は海だ。オホーツク海だ。流氷岬の標識が建てられている。

オホーツク海

オホーツク海の海岸は砂が黒い。調べてみると白いビーチもあるのだが、海外から白砂を持ってきているとのこと。ハワイと同じだ。日本列島が火山の集まりであり、火山岩は黒い。沖縄だけは珊瑚礁の海なので、白浜になるのだ。

オムサロ原生花園

オムサロ原生花園

ここから草原に進む一本道を歩く。オムサロ原生花園の標識が建てられている。

オムサロ原生花園

まるでアニメに出てきそうな一本道だ。空に吸い込まれる地平線まで続いてそうだが、実際には数百メートルしかない。生えているのも大半は雑草だ。ただの原野だ。植物園もしくは尾瀬のような整備された道を想像していると、激しく裏切られた気になる。

一部は湿原になっている。青々とした草の中に水面が光る。

原生花園に咲く花々

アザミ

キラキラと光るノアザミの花が美しい。内地だと春に咲く花だ。沖縄ではゆうたまが生まれるころに、病院の庭で咲いていた。北海道ではハルジオンやレンゲソウもこの時期に咲いている。タンポポはさすがに前回来た時に咲いていた。

ノラニンジンの花

ノラニンジンの花だ。漢字で書くと野良人参。ニンジンの野生種とかで、食べられるらしい。日本語だと雑な名前だが、英語では と、少し高貴な名前が付いている。

遊歩道の終点。両脇にハマナスが生い茂る。右手にネイチャーハウスが見える。この先には進めないので、引き返すしかない。

ハマナスの実

プチトマトのような実は、ハマナスだ。いわゆるローズヒップである。食べると美味いらしい。

ハマナスの実

あちこちになっている。誰も摘み取らないのだろうか。

ハマナスの花

ハマナスの花。風が強いからか、きれいな花はなかなか見つからなかった。

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