深浦
マグカツドックを食べ終えるころに深浦駅に到着。ここで上りのリゾートしらかみ号と交換するためにしばらく停車する。あちらの車両はクマゲラ号。オレンジと白を基調とした車両だ。
行合崎(ゆきあいざき)海岸。五能線随一の絶景ポイント。景色を楽しむために、列車は速度を落として走る。ここはSL時代からの撮影ポイントであり、五能線のパンフレットは、ここで撮影した写真を使ってるとのことだ。
さらに列車は北上し、鯵ヶ沢駅を目指す。車窓では日本海を眺める絶景が続いている。先頭車両の展望室に行ってみる。パノラマのように景色を楽しむことができる。
千畳敷海岸。江戸時代の地震で隆起した海岸である。その昔、津軽の殿様がここに畳千畳を敷いて宴会をしたことからこの名がついたそうだ。
鯵ヶ沢駅に着く。ここは漁港の町だ。ここの魚がまた美味いのだ。しかもブランド化されてないので安い。
五所川原
鯵ヶ沢を過ぎると、列車は内陸を走るので風景が一変する。米どころなのだ。ここから五所川原までは車内で津軽三味線のライブ演奏が行われる。演奏は車内に流れるので、津軽三味線を聴きながら車窓の風景を楽しむことができる。
列車は五所川原駅に着いた。立佞武多の町だ。
ここから先、まだまだ列車はのんびりと青森まで走る。寝るとしよう。ランチは青森に着いてからだ。
弘前~青森
弘前に近づくとリンゴ畑が増えてくる。川部駅から弘前までは進行方向が逆になる。
定刻通りに青森駅に到着した。列車は折り返し、秋田行になる。ローカル線に5時間も乗ったのは久しぶりだ。趣向が凝らされていて、景色もよく、とても楽しかった。
この旅で一つ実感したことがある。それは車窓の眺めはテレビと同じだということだ。写真には向かない。写真は停まって撮影するものだ。車窓からの景色は静止画像ではいまいちだが、動画で撮ると雰囲気が出る。当たり前のことだが、今まで考えたことがなかった。自分がスチルカメラ、つまり静止画を中心に撮影してきたからだろう。最近はphotoshopだけでなく、premiereの使い方も覚えたので、動画にもチャレンジしていこうと思う。
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アラフィフで再婚して二人の子どもを授かりました。妻は初めて、私は二度目の育児を夫婦で頑張っています。