2024年4月29日

ロゲイニングと小樽の寿司 ~鮨屋通りで食べました~

小樽に来たのはちょっとしたイベントに参加するためであった。この街でロゲイニングをするというのである。これは市内の観光施設等に点数がつけられ、そこの写真をチームで撮影して、時間内に多くの点数を稼いだチームが勝利するというものである。

愛好家の集まりではないので、スーツを着たおっさんが大半だ。私は事前にカジュアルな服装に着替えておいた。私のチームは全員が道民だ。貸し切りタクシーを使ってもよいということだったが、まったく予約できずに、すべて徒歩。しかも山の上の教会まで歩いた。

カトリック小樽教会富岡聖堂
カトリック小樽教会富岡聖堂

小樽駅は正面が運河と海、背が山である。緩やかな坂道の街なのだ。小樽市内のコープの上まで歩くのはとんでもない、と地元民はしきりに言っていた。

その後、石原裕次郎の記念碑を通り、へとへとになって寿司屋通りまでたどり着くと、地元ガイドの説明を聞いたのちに、制限時間を一時間残して、小樽の海の幸を堪能した。シャコがでかい、うまい。そろそろ旬が終わる石狩湾のシャコは全国にも出荷されている。

石狩湾のシャコ刺身

ロゲイニングが終わり、懇親会だ。さあ、海の幸を楽しむぞ!と思っていた私に非情な現実が突き付けられた。会場はビアホール、和食が出るわけがない。海の幸もない。しかも、同じチームの一人がタクシーにiPhoneを忘れて、大騒ぎだ。タクシーの運転手は食事休憩に入ってしまい、連絡が取れない上に、タクシー会社の電話対応がひどい。ため口で口をききやがる。北海道中央タクシー、接客業の基本ができていないのは、観光地ゆえのおごりだろうか。

無事にタクシーが懇親会会場まで来てくれたのだが、電話だけ受け取って乗らないわけにはいかない。そのまま二次会会場に先回りだ。ついでに寿司を注文して、海の幸を味わうのだ。小樽の繁華街、華園のスナックで鮨を取ってもらい、舌鼓を打った。

その後、盛り上がったのだがあまり記憶がない。ホテルに戻ったのは0時過ぎだと思われた。

こちらの記事もどうぞ: