2024年4月26日

はやぶさ号の思い出とアニメ続編について

新幹線はやぶさ号に想う

無事に朝食を終えて盛岡に向かう。本日の目的地は小岩井駅。そう、日本一の面積を誇る小岩井農場のある場所だ。まずは東北新幹線で盛岡に使う。乗るのは新函館北斗行きのはやぶさだ。

かの昔、はやぶさのヘッドマークを付けた列車は東京駅から鹿児島本線を経由して西鹿児島駅(現、鹿児島中央駅)までを走っていた。対する日豊本線経由は富士だ。ブルートレイン。日本中を夜行列車が結んでいた昭和の話だ。私も小学生の頃に東京駅で写真を撮った記憶がある。

寝台特急はやぶさ

ヘッドマークを付けた電気機関車EF65 1000番代機に牽引される青い列車。24系25型客車だ。交流区間の九州に入ると赤いED76型に機関車が交代する。子供ながらに憧れだった寝台列車、ブルートレイン。最後まで乗ることなく廃止されてしまった。

その「はやぶさ」が新幹線最速の時速320キロで、猛禽類のごとく北日本から北の大地へと疾走している。まことに感慨深い。ノスタルジーなのだ。私が中学生の頃に大宮ー盛岡間が開通した。それまで特急はつかり号で6時間かかっていたのが、3時間17分に短縮された。今では東京から盛岡までが2時間13分である。開業時の新幹線は時速250キロと、現在の新幹線よりも遅かったからだ。

特急はつかり

座席もグリーン車だけでなく、グランクラスが加わった。何度か乗ったが快適だ。トイレも温水洗浄便座である。これで食堂車があれば最高だが、二度と営業することはないだろう。子どもの頃は東海道新幹線にも食堂車が連結されていた。時刻表にはどこの会社が担当しているのかまで記載されていた。今はサンダーバードに名を変えた、特急雷鳥号の食堂車で食事をした記憶がある。

列車が高速化するたびに食堂車の利用客は減り、駅弁へとシフトしていった。現在では、豪華列車や観光列車にしか食堂車は連結されていない。私は駅弁よりも食事がしたい。飛行機は新幹線よりも乗る時間が短いが、温かい食事が出るから好きだ。ランチの時間帯に新幹線には乗りたくない。

盛岡と銀河英雄伝説とルルーシュ

新幹線を降りて向かうはフェザン。そう、帝国と同盟を結ぶ二つの回廊のうちの一つに位置する、自治領である惑星フェザーン…ではない。新作アニメの銀河英雄伝説が、中途半端なところでシーズン1が終わり、続きは来年劇場版だとは。沖縄では観られないじゃないか。宇宙戦艦ヤマト2022はAmazonで即日配信だから、テレビで観ることができるようになったが、他のアニメも同じように観れるのだろうか。

しかも来年はまさかまさかのコードギアス 復活のルルーシュまでもが劇場版公開だ。いずれも90分程度で収まる内容とは思えない。再来年にはシン エヴァンゲリオンも公開予定だ。前作でとっちらかしたストーリーを、残り一作でまとめきれるのか。またもや謎の残るエンディングで終わらせておいて、10年後に新新劇場版とかでやり直すのだろうか。

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