県産豚肉解体ショー
年明け一発目の出張は五泊。成人の日を休んで本日から再び三泊の出張である。フライトは午後２時２０分。午前中にかかりつけのクリニックに向かった。その前にクリーニング店に立ち寄る。シャツを８枚ほど出しているので、回収しなければ出張に持っていく服がない。クリニックに行かなければ高血圧の薬が切れてしまう。
シャツも無事に回収し、診察もいつものようにつつがなく終了した。私は白衣高血圧である。少なくとも四箇所の病院で診断されたから間違いないだろう。自宅で測るといい数値なのだが、医者では、特に機械で測ると、なかなかの高スコアをたたき出す。
薬局で薬をもらい、スーパーに向かう。妻が作ってくれたトンポーローを食べるためだ。本日のランチは妻の得意料理、トンポーロー丼だ。これには温泉玉子が欠かせない。今朝、卵を食べつくしてしまったので、クリニックの帰りにスーパーに寄って購入しようとしたのだ。
店内の精肉コーナーでは豚肉解体ショーの告知があった。マグロ解体ショーは全国的に見かけるが、豚肉解体ショーはこのスーパーでしか見たことがない。ものすごく貴重なイベントなのである。沖縄ではありふれているのかもしれないだろうが。
「それってスプラッタ？」
このイベントを知った知人から質問された。あのね、マグロ解体ショーだって、生きたヤツは使わないでしょ？（笑）
ちゃんぷるー玉子
たまごコーナーの手前で納豆を買う。玉子は…チャンプルー玉子が１２８円。
安い。
近くにＬ玉が１５８円で売っていたが、チャンプルー玉子も見た感じほとんどがＬ玉のように見えた。
チャンプルー、沖縄の方言で「ごちゃ混ぜ」と言う意味だ。玉子のサイズを選別していない代わりにお買い得ですよ、と言うことらしい。特に問題ないだろう。
帰宅して、妻にこのことを話したら、驚愕の一言が待っていた。
「チャンプルー玉子って、チャンプルー専用ってことじゃないんだ。」
？？？
チャンプルー専用？生で食べられないってこと？中国の玉子じゃあるまいし。
解説しよう。日本以外の国では生卵を食べる習慣がないために、北京在住だった上の子供たちは、日本で買った玉子は冷蔵庫に、中国の卵は外に分けて保管していた。そして「チャンプルー」とは、沖縄では炒め物料理のことを指す。
チャンプルー玉子に対する斬新な発想に、あっけにとられている私を見て、妻が言った。
「恥ずかしいから、ブログに書かないで。私、おバカみたいだから…」
こんな美味しい話、書かないわけないでしょう（笑）
お昼はチャンプルー玉子を半熟にして、妻の得意料理、東坡肉（トンポーロー）丼。もちろん、美味いのだ。
こちらの記事もどうぞ:
アラフィフで再婚して二人の子どもを授かりました。妻は初めて、私は二度目の育児を夫婦で頑張っています。