2024年3月30日
スーパーおき

防府から出雲への旅 特急スーパーおきに乗る

この日は防府から出雲市への移動日だ。会議は夜だ。せっかくなので、バスで湯田温泉まで移動して中原中也記念館を見学し、その後、瓦そばかバリそばを食べて出雲に向かおうと思っていたが、朝起きた時にはそんな計画はすっかり吹き飛んでいた。寝坊した上に、疲れ果てて早く横になりたかった。防府駅に行くすがら、種田山頭火の句碑を見かけた。この地は自由人が多いのだろうか。

防府駅はなかなか立派な作りだ。高架の上にある駅のホームで電車を待っていると、滑り込んできたのは行き先も表示されていない、黄色の二両編成。後部車両に向かって多くの人が駆け寄る。そんなに短いの?私も慌てて扉に駆け寄った。

特急スーパーおき

新山口からは特急スーパーおきに乗り換えだ。何がスーパーなのかはよくわからないのだが、三両編成の短さに驚いた。新山口駅も綺麗な作りなのだが、トイレは温水洗浄便座ではない。空港はほとんどが温水洗浄便座なのだが、駅ではあまり見かけない。新幹線のトイレですらそうなりつつあるのだが、なんとかならないものだろうか。

新山口から出雲市までは四時間弱。飛行機なら千歳から那覇までの時間と同じだ。ただ、そこそこすいていたので飛行機よりシートはゆったりとしているから楽だ。座席は残念ながら山側なので海をゆっくり眺めることはできないが、天気が悪いので、まあいいかと。それよりも眠い、怠い、かったるいと三拍子揃った状況で、ようやくシートにゆったり座れたので、すぐに眠りに落ちた。

出雲までひと眠りなのだ。

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