2024年4月27日
さすらいの太陽 復刻本

さすらいの太陽 続編 ~復刻本を読んでみた~

私の出張中に自宅に本が届いた。妻に読んでみるように勧めていたのだが、帰宅すると、予想通り妻はすでに読み終えていた。しかも四巻一気読みだったという。

「これ、すごい。これでもか、これでもかってくらい、主人公が幸せになれない。」

そうなのか。出張から疲れて帰ってきたので、読むのは後日にしようと思っていたのだが、こんな日に限ってけいたまが食事中にウトウトし始めた。慌てて食事を強制終了。眠くて機嫌の悪いけいたまの歯を磨く。すごく嫌がる。泣き叫ぶ。しかしこの儀式を終えなければ眠ることはまかりならぬという、我が家の掟に背くことは許されない。なんとか磨き終えると、けいたまを椅子から下ろして布団に連れて行く。

すぐに眠った。

私も食事を終えて、なんとなく一冊だけ手に取ってみた。絵柄はバリバリの70年代少女漫画だ。読み始める。なんだかあしたのジョーの少女版みたいな気がしてきた。うわあ、野中道子、のっけから意味わかんねー。なんで赤ちゃんを入れ替えるかな。JKがキャバレーで流しって、現代なら関係者多数が逮捕されてしまうがな。

最後の最後でようやく主人公が幸せをつかむかと思いきや、まさかの大ドンデン返し。まさにジョーと力石だ。それでもめげない主人公。

妻の言うことに偽りはなかった。イッキ読みしてしまった。

こうなるとアニメ版が気になる。AmazonかU-NEXTで見れないものだろうか。きっと機会は巡ってくるだろう。その日まで待つとしよう。

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