けいたまと妻の議論
ある日のこと、テレビの前で寝っ転がっているけいたまを妻が名前で呼んだ。
「けーい。」
けいたま、知らんぷり。妻が続けて呼びかける。
「けーい?」
「けーい?」
無視し続けるけいたま。ついにしびれを切らした妻が叫んだ。
「けい!ママ、三回呼んだよね?!」
ようやく妻を見たけいたまが一言。
「違うよ。」
イラっとして妻が怒りだした。
「何が違うの?!ママ、三回呼んだでしょ!」
対して冷静に答えるけいたま。
「四回だよ。」
やり取りを聞いていた私はついつい噴き出してしまった。 確かに四回だ。私、間違っていない、という表情のけいたま。私の笑い声で怒る気をそがれた妻は、ちょっと困った表情で私を見た。
「パーパ!もう…」
三歳でこれだ。五歳になったら、ハルハルみたいに冷静にママを論破してしまいそうだ。
月曜日は なんちゃってペスカトーレ
魚魚鈴で買った鮮魚の最後の余りをすべて使った。沖縄では手に入らない食材を駆使して作る食事は、我が家の楽しみなのだ。
火曜日はインチキ瓦そば
瓦などないのでフライパン、青ネギもなくて玉ねぎで代用、レモンもないのでレモン汁。これはこれでなかなか美味かったので、よしとしよう。東京の瓦そば店も長ネギを使用していたから、あるもので作ればいいのだ。美味ければ無問題である。
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アラフィフで再婚して二人の子どもを授かりました。妻は初めて、私は二度目の育児を夫婦で頑張っています。