紋別市の南東に位置する二つの湖の一つがコムケ湖だ。3つの湖盆、つまり3つの湖を水路で繋げた形をしていて、オホーツク海とは砂州で隔てられている。狭いところでは幅が数十メートルしかない。昔は河口がなく、夏になると雪解け水で砂州が決壊して海に流れ出ていたのだが、40年前に永久河口が建設された。
五月に来た時は春先で、一面茶色の殺風景な景色だったが、夏の景色はどうなのだろうかと、気になって再度訪れることにしたのだ。
紋別市街から国道238号線を湧別に向かって進む。コムケ原生花園を過ぎて、最初の左折の道を入る。しばらくすると道はダートに変わる。滑りやすいので、ゆっくりと進む。海が近づくと、コムケ湖の最北端に到着する。
ここから車を海沿いに走らせる。前回はコムケ湖の南側にある、シブノツナイ湖から北上したのだが、今日は夕方までに根室に着かなければならない。400kmもの長旅だ。なので、標識のある場所で内陸に入り、国道に戻ることにした。
標識のたもとにある橋は絶景ポイントだ。北側の湖盆と真ん中の湖盆を結ぶ水路にかかった橋は、両方を見渡すことができる。
夏のコムケ湖は緑一色だ。北側の湖盆。空とのコントラストが美しい。風がない、凪いだ状態だと湖面が鏡のようになり、青空と雲を映してくれたらさぞ美しいのだが、今日は風がずっと吹いている。残念。
道路沿いにはハマナスの花が咲いている。
セイヨウノコギリソウの花が咲いていた。カメムシが蜜を吸っている。
今度は真ん中の湖盆を撮影する。こちらも水面が凪いでいると、美しい風景が撮れる。橋から真ん中の湖盆を望む。
さあ、これから北見まで走ってランチだ。
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アラフィフで再婚して二人の子どもを授かりました。妻は初めて、私は二度目の育児を夫婦で頑張っています。