2024年4月27日

浜松の夜、激辛の麺

ボカロで盛り上がり(´-`*)

昨晩はビアホールの後にキャバクラでカラオケ大会。店まで乗ったタクシーはさすが浜松。思わずドライバーにお願いしてドアを閉めてもらった。大河ドラマは一回放映されると賞味期限は五年ほどだそうだ。ただ、私は朝の連ドラも大河ドラマも久しく観ていない。NHKが嫌いなわけではないが、その二つに限らず、NHKのドラマは面白くない。早朝に流れている、教育テレビの子供向け番組の方がよほどシュールだ。

井伊直虎タクシー

キャバクラで個室に移り、何人目かに付いた女性がボカロ大好きということで、心ゆくまで二人で歌った。付き合ってくれた山木さんはいい迷惑だったろう(汗)普段はカラオケをほとんど歌わないので、凄く楽しかった。おっさんだけの席でボカロを歌っても、誰も知らないし、白けるだけなのだ。

だから普段は歌わない。

ボカロ以外に歌えるものはアニソンと角松敏生くらいだ。私が歌うアニソンもおっさんたちとは微妙に時代がズレている。おっさんたちは昭和のアニソンしか知らないからだ。角松敏生は一部の世代にしか刺さらない。たいがいは「誰、これ?」で終わってしまう。ただし、刺さるとカラオケで盛り上がるというよりは、当時の思い出話に花が咲いてしまう。

ラーメン大王

その後、山木さんが連れて行きたい店があるというので付いて行った先はラーメン大王。超絶激辛坦々麺を食べて欲しいというのだ。私は日本の坦々麺は食べないのだけれどなあ。山木さんのおススメだ。彼は人が嫌がることはしないジェントルメンだ。金持ちだ。資産家だ。仲良くしておかねばならぬのだ。

見せてもらおうか、超絶な激辛とやらを。

超絶激辛坦々麺

一口食べる。うん。まあまあだな。少し辛いか。

「なんで普通に食べてるんですか?」

山木さんが尋ねる。いや、だって普通に美味しいし。

「おかしいなあ。」

そう言って山木さんも坦々麺を食べる。

「ブホッ!」

辛さでむせて咳き込んでいる。大げさだよ。

「これ、やっぱ辛いですよ!」

なんか怒ってるよ。もう一口食べてみる。うん、辛口…あ、口の中が痛い。これは代々木のアンコールワットで食べた牛肉サラダより辛いかもしれない。酒で口の中を洗うが、舌がピリピリする。でも咳き込むほどではないなあ。

これ、辛いですね。

「辛いでしょ?!なんで普通に食べてるんですか!?」

そんな、怒らなくても。もう一口。あ、ダメだ。舌が痛い。これはもう食べられない。

「食べなくていいですよ。これ、食べる方がおかしいですから。」

なんで、そんなもの頼むんだよ(笑)嫌がらせじゃん!で、自滅じゃん!でも美味しいので、麺を一本ずつ食べてみる。二、三本食べたところでギブアップだ。

こうして浜松の夜は更けていった。

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