2020年7月10日

会食と食事

仕事で兵庫県加古川市に来た。一年ぶりだ。昨晩は、加古川で精肉業を営む知人が、最近開店した焼肉店で会食をした。父の四十九日の食事会で肉を頼んだ知人だ。彼が開店した、念願の焼肉店なのだから美味く無いわけがない。期待して行ったのだが、何を食べたのかあまり覚えていない。会食だからだ。

辞書には「会食—人が集まって食事をすること。」と書かれている。しかし、人が集まれば会話が弾む。無言で食べることは、まずないだろう。食事が目的であれば「食べに行こう。」であり、会話が目的なら「会食で。」となる。

食事が目的であれば、食べ物の写真を撮ることをはばかることはないが、会話が目的なのに、食べ物が来るたびに写真を撮っていては、いちいち話の腰を折ることになる。いくらわがままな私でも無理だ。まして、自分が話している時に

「ちょっと失礼、これ撮りますね。」

などと言ったら、お前は何者だと怒られるのがオチだ。

「会話が目的」が極端になると、ほぼ食事をしない人もいたりする。ホテルの宴席などでビールを注ぎ回る人などがそれだ。あいにく私はそう言う習慣を持ち合わせておらず、最初から最後まで、ほぼ自席に座っている。気がつけばテーブルに座っているのは私一人だったりもするが、それでも私は席を立たない。

ホテルの宴席では食事が微妙なことが多々ある。どうしても箸をつける気にならない料理が多いこともしばしばだ。料理を食べたくないので、酒を注いで回って宴席を済ませ、その後、自分の好きな店に食べに行くツワモノもいる。これは食べ物を粗末にしすぎだと、毎回強く感じる。

どうにかならないものだろうか。

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