滝を見に行こう
尾花沢市でランチに蕎麦を食べた。夕方まで予定はない。天気はいまいちだが、夕方までは持ちそうだ。せっかくなので、近くに景勝がないのかネットで検索すると、男滝女滝を見つけた。昨日も滝を見たのだが問題ない。山形県に訪れる機会はそうそうない。次回はいつになるのか想像もつかないので、少し足を延ばしてみることにした。
途中、大きな橋を通りかかる。滝ノ沢大橋である。
２つの川の上にかかるまっすぐな橋。景観が良さそうなので、橋のたもとに車を停めて、歩いて渡ってみた。阿智事にのぼりが立っている。飲食店ではない。クマ出没注意である。このあたりはツキノワグマがいるのだろう。田舎につきものの不法投棄をあきらめさせるようなセリフの入ったのぼりも立っている。まちがっても新築マンション分譲中ののぼりはありないだろう。
橋を進むと案内板に出くわした。砂防堰提を作っているとのことだ。あと二か月ほどで工事が終わるようである。普通の堰やダムは水を貯めるが、砂防堰提や砂防ダムは上流から流れてくる土砂を堰き止め、少しずつ排出することで、土砂災害を防ぐ役割を持っている。
橋の左側が下流だ。だいぶ下の方を川が流れていた。
砂防堰提
右側、つまり川の上流側では砂防堰提の建設工事が行われていた。工事現場のすぐ上には、岩肌の見える崖が切り立っている。
土砂をつめたブロックを積んでいるようだ。
切り立った崖は人工的に掘削したようにも見える。
上流の河を黒い口の仮設パイプで排水している。二段構えの堰になるようだ。
間近で工事現場を見る機会などそうそうないんで、じっくりと見学してしまった。
男滝女滝
滝の沢大橋を渡ってから細い山道を入っていくと、男滝女滝の案内板が立っていた。
看板は路肩に設置されていて、駐車スペースは無い。少し先の空き地に車を停める。
車を停めてから案内板の位置まで歩いて戻る。正面に見えるのが男滝だ。高さ２５ｍ。黒岩肌に白いしぶきがよく映える。
男滝の下流に位置するのが女滝だ。ここからでは滝つぼが見えない。身を乗り出しても無理だ。ドローンがあればきれいな景色が取れるに違いない。誰もいない山の中ならが、飛ばしても法的にも問題はないだろう。
男滝と女滝の位置関係はこのような感じだ。
滝だけでなく、このあたりにはたくさんの花も咲いていた。駐車場から車を出して細い山道を進むと、小さな棚田に黄金色の稲穂が美しくたなびいていた。
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アラフィフで再婚して二人の子どもを授かりました。妻は初めて、私は二度目の育児を夫婦で頑張っています。