徳島は遠く
ゆうたまの退院を見届けてから、私は那覇空港へと向かった。これから高松空港を経て、徳島まで行くのである。徳島空港に飛ぶならば、那覇から福岡を経由して徳島に飛ぶこともできるが、一日二便である。後から考えれば、福岡経由にすればよかったことに気づいたのだが、後悔先に立たずとは言ったものだ。
那覇14時55分の高松行きは定刻より遅れて出発した。高松空港にも遅れて着陸。高松駅まで行き、列車で徳島まで行くよりも、途中のゆめタウン高松のバス停で徳島行きの高速バスに乗り換えた方が早いだろうと、空港からのバスを降りたものの、ゆめタウンの高速バス乗り場がわからない。なんとか調べてたどり着いたのだが、私の目の前から去っていったバスは徳島行きであった。
ああ、無情。
次便は一時間後とのことだ。とにかく時間を潰すしかない。定刻通りに到着した徳島駅行きのバスに乗り込む。到着予定は20時。こんなことなら、高松駅まで行って、列車に乗ればよかった。
次回から沖縄から徳島に行くには、絶対に高松空港を使うことはやめよう。レンタカーなら問題ないのだろうが、高松空港から徳島までは一時間半である。運転するのが面倒だ。
残念な話
昨晩、呑んだ時に残念な話を聞いた。定宿にしている白水園が三月末をもって閉館するというのだ。建物が老朽化しており、建て直して、現代風のスマートなビジネスホテルにするとのことだ。新規オープンは二年後である。
どこに泊まればいいのだ。
駅前にはたくさんホテルがある。だが、徳島市の繁華街である秋田町は駅から少々離れている。新宿と千駄ヶ谷ほどの距離だ。沖縄で言えば、松山とおもろまちくらいの距離だ。札幌で言えばサツエキとススキノの位置関係だ。
繁華街の近くにホテルはない。無いことはないが、古くからの街なのか、年季の入った、昭和の香りがするホテルばかりだ。白水園も少々古いが、大浴場と広い和室が魅力的だった。しかも朝食が美味い。当面は徳島での宿探しに苦労するしかないだろう。ホテルとの相性は人それぞれなので、なかなか噂やネットの口コミだけでは判断できないのである。
こちらの記事もどうぞ:
アラフィフで再婚して二人の子どもを授かりました。妻は初めて、私は二度目の育児を夫婦で頑張っています。