2021年10月20日
松山機場 ラウンジ 食事

台湾 台北市 松山機場 ラウンジ 魯肉飯とカレーライス

松山機場に向かう

台北には二つの空港がある。東京で言えば羽田と成田、大阪で言えば伊丹と関空のような関係だ。国際線が中心の台北桃園空港。沖縄から台北に行く便はこちらの空港だ。今は地下鉄で台北駅まで30分もかからないが、20世紀の頃はリムジンバスで一時間から一時間半はかかっていた。

その頃は台北市内に地下鉄は一本も走っていなかったのである。フランス製のMTRだけが一路線あるだけだった。しかもよく故障して止まっていた。現在の文湖線である。それが今では六路線で、さらに建設中である。

台北MRT 文湖線

街の中心部に建設した空港が手狭になり、郊外に空港を作った例は少なくない。ソウルの金浦と仁川、上海の虹橋と浦東も同じだ。香港は郊外に思いっきり大きな空港を開発して市街地にあった景徳空港を廃止した。北京はもともと郊外に空港があるので、いくらでも拡張できた。

桃園空港の場合、台北駅でチェックインできるので、電車には手ぶらで乗ることができる。香港も同じだ。これはなかなか快適なのだ。日本でも、T-CATでチェックインできた時代もあったが、今はすべて空港だ。モノレールは車内が狭いので、手ぶらで乗れたらどれほどラクだろうか。オリンピックをするなら、空港の使い勝手も向上させるべきではないか。

さて、羽田も金浦も松山も元々は国内線専用空港であった。厳密には羽田だけは国際線が飛んでいた。羽田ー台北である。中国と同じ空港を使わないといった理由だったはずだ。それが2003年に羽田ー金浦を皮切りに、2007年に羽田ー虹橋が就航。そして2010年に羽田ー松山便が就航したのだ。

松江南京駅

なので、20年ぶりに松山機場に行くことになった。使ったことがあるのは、20年以上も前に高雄に行くために国内線に乗って以来だ。せっかくなので、地下鉄で行ってみた。ホテルから松江南京駅まで歩き、松山新店線に乗る。一つ先の復興南京駅で乗り換えれば二つ目の駅が松山機場だ。

近い。

羽田もこれくらい便利だったならなあ。

ランチはラウンジ

チェックインを済ませ、出国手続きを終えると、ラウンジに向かった。国際線だと食事をしっかりと取ることができるのだ。まだ使ったことがないのだが、成田の国際線ラウンジは寿司を握ってくれるようだ。香港のラウンジも食事が充実していた。さて、松山機場はどうだろうか。

空港ラウンジ

ラウンジを見つけた。ここだ。

席に荷物を置くと、早速、食事を取りに向かった。中華だけあって蒸籠が充実している。

ラウンジの食事

デザートに前菜にご飯もの。香港に比べたら寂しいかな。でもまあ、食べるとしよう。

ラウンジのデザート

ここで魯肉飯を発見。嬉しい。まさか空港ラウンジで食べることができるとは。早速、いただこう。お椀にごはんを盛り、たっぷりと魯肉ソースをかける。水は冷たくないので、氷を入れる。冷蔵庫にも水がおるのだご、あまり冷えていない。キンキンに冷えたのが飲みたい。氷を入れるしかない。

魯肉飯

席に戻ると、早速、魯肉飯をスプーンですくい、口に入れる。

ん?

なんだろう。私の求める味ではない。期待し過ぎてしまったからだろうか。なんだか肉まんの具のような味がする。日本の肉まんではない。いわゆる「肉包子(ぱおず)」の中身の味だ。ご飯との相性はイマイチだ。チキンカレーに期待しよう。

炒青菜

青梗菜の炒め物は素材の味を生かした、あっさりとした味付け。箸休めというか、サラダ代わりにちょうどいい。煮物は豆腐にグルテン。豆腐といっても、日本のものとはだいぶ異なる。思いっきり押して水分を極限まで絞り出した、硬い豆腐だ。こいつを細切りにして麺のようにしたものは私の好物だ。ゆで卵はしっかりと固ゆでにされた、味付け卵だけ。いずれも八角の香りが効いた、中国料理らしい味付けだ。苦手な人もいるだろう。私は好きだ。

きのこシューマイは普通の味だ。きのこの味が際立っているわけではない。しっかりと肉の味を引き出した、オーソドックスな焼売だ。美味い。続いてエビシューマイ。黒酢につけて食べる。同じだ。さほどエビの味はフューチャーされていない。小籠包は皮が厚い。ラウンジでは仕方ないか。中の餡に生姜が入っている。とても香ばしい。日本製の冷凍小籠包よりはよほど美味い。

点心

チャーシューまんは甘い。想像していた味とだいぶ違うぞ。肉は入っているのだが、この味付けは好みではない。もっとキリッと締まった味が欲しいところだ。

さて、口直しのチキンカレーだ。今さら気づいたが、コメが長粒米ではない。日本のコメと同じようなご飯だ。ということはもしや。

はい、当たり。

カレーライス

カレーはでっかいチキンが黄色く炒められたインド式ではなく、思いっきり日本式のカレーだ。まさにバーモントなのだ。

食べてみる。

野菜とチキンがゴロゴロ、スパイスの効いた辛口なのだが、ボンカレーに近い気もする。自信はない。そもそもボンカレーを食べた経験がそれほどない。つい最近、自宅で食べた気がした。

腹がいっぱいだ。満足じゃ。搭乗時刻までゆっくり過ごそう。

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