2024年4月16日

シーガイアと宮崎市内繁華街と〆のうどん

シーガイア

海外に行くと巨大な建造物に圧倒されることがある。もちろん、国内にも大きな建造物がありはするが、どこか効率的というか、ケチくさいというか、日本的なセコさを感じてしまう。海外の建物は、効率性を無視した無駄に天井が高かったり、広かったりする。そのために、エスカレーターも長くなり、移動に時間がかかるのだが、来訪者を圧倒するには重要な仕掛けであると思う。

中途半端に遠くなるなら、いっそ広々と離してしまい、エスカレーターや動く歩道ではなく、シャトル機関で繋いでしまえという設計思想は、香港や北京の空港でも共通しているが、羽田や成田にそれはない。土地が高い、建設費用がかさむ日本では、コスト重視になるのは分からないではないが、それでは感動を生むことが難しい。

なんせ、コスト度外視で作られた建造物のある国から来た人たちが、日本の建物を狭い、低い、セコイとけなしたくなるのは、分からんでもない。日本人のゆとりのなさが随所に現れているようで、同じ国の人間として歯がゆさを感じることは多々ある。

例えば、日本で100平米を超える床面積のマンションは、広い方だ。なかなか売っていない。ファミリータイプなら70〜80平米の広さが中心だ。離婚前に元妻に買った北京のマンションは220平米だ。現地では特に広くない、平均的な部屋なのだが、日本人からすれば、ものすごく広く感じる。掃除が大変、と思う人もいるだろうが、北京では家政婦を雇うのが一般的だ。共産中国の貧富の激しさは半端ないのだ。

シーガイアからの眺望

で、宮崎シーガイア。日本らしくない、無駄に満ちた作りが素晴らしい。広すぎて、トイレに行くにも、水を買うにも一苦労だ。このあたりはなんとかならないものか。おまけに利用料金がものすごく高い。高級リゾートなのだから仕方ないのだろうが、許容範囲というものがある。ターゲットが富裕層なのだから私などアウトオブ眼中ということか。

こんな施設が沖縄にもあればなあ。地元ではMICE施設ができると騒いでいるが、国が事業見通しの採算性が甘すぎると何度もダメ出しをしている現実がある。それを国による沖縄イジメだという声もある。いずれにしても沖縄市のコリンザのようにならなければいいのだが。

宮崎市内で酒を飲む

懇親会の前に有志で0次会を決行し、十分に飲み食いしてしまったので、腹がいっぱいになってしまった。おまけに人数の多い団体のコース料理だから、言わずもがな、ホテル飯より多少マシ程度のものしか出てこない。ハシをつける気にもならない。何を食べたか覚えていないというか、ほぼほぼ何も食べなかった気がする。ステーキだけ食べたかな。イマイチ何で残したような…大人数だと店のポテンシャルは激しく毀損されるので、仕方がない。

ステーキ

そのままダーツバーに行き、ハイボールをしこたま飲んだ後に、またまた有志で三次会。そう、現地調査だ。宮崎の女性をリサーチするのだ。座右の銘が「面従腹背」だと言ってはばからない元文部科学省次官も、生活保護の調査と称してデートクラブに通っていた。ならば、我々がリサーチにキャバクラに行くのも理にかなっているというものだ。

個室というかVIPルームでカラオケ三昧。何を歌ったのかさっぱり覚えていない。そもそも歌ったのだろうか。酔った私が歌わないわけがないから、きっと歌っていたのだろう。個室だからいくら騒いでも、大丈夫なのら。

そして締めのうどん

宮崎市内の繁華街で有名なおだまきで食べる。うまい。こりゃ、ハシが止まらんがな。誰か止めてみろ、噛み付くぞ。美味い、美味いと舌鼓を打っているところに、キャバクラのねーちゃんが店に入ってきた。私の顔を見て叫ぶ。

釜揚げうどん

「何度も電話したのに〜!先に食べてるし〜!」

履歴を見る。
あ、ホントだ。
ごめんよ。まあ、座ってうどんでも食えや。

この辺りから記憶がない。食い終わったらホテルにとっとと帰ったことだけ覚えている。
翌朝、キャバクラの彼女からLINEが入っていた。

「あの後、女子も合流して4時まで呑んでた〜!」

みんなのお相手していただき、ありがとうございます。

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