2024年3月28日

宮崎のお菓子 ~パフェと大福~

宮崎のお菓子

何かの記事で、最近は締めパフェなるものが流行っていると読んだ。

酒の締めにパフェ。

炭水化物だな。麺や丼と変わらんじゃないか。でも甘いものはなあ。宮崎市の繁華街であるフルーツ大野が有名とのことだ。様々なパフェがメニューに並んでいるが、私の目を引いたのは「ドリアンパフェ」だ。

ドリアン。

日本では臭い果物として、不名誉な烙印を押され、敬遠する人も少なくないのだが、果物の女王とと呼ばれるだけのことはある。私は大好きだ。台湾に行くとカットフルーツとして、店頭で売られていたりする。

これが美味いのだ。

ドリアンはよく冷やしたものを躊躇せずに食べるのがポイントだ。常温では香ばしすぎる、と言うより臭い。私でも臭いがきつい。冷やすことで芳ばしさがほどよくなる。そして食べるときは躊躇せずに口の中に入れる。口元で止めようものなら、強烈な匂いが鼻腔に充満し、二度とドリアンを食べようとは思わなくなる。口の中に入れてしまえばこちらのものだ。ねっとりとした甘さに極上の芳香。

確かに女王だ。アンパンマンでもドリアン王女がキャラクターにあるくらいだ。性格はだいぶ迷惑な感じなのだが。

ああ、久しく食べていない。私の記憶が確かなら、最後に食べたのは15年前、なぜか沖縄県名護市為又(びいまた)のサンエーに、カットドリアンが売られていた。案の定、買う人がいないのか、半額シールが貼られていたのを、速攻で買って食べたのだ。

美味かったなあ。

なんと、そのドリアンがパフェになっていると言う。これは食べねば!

「ドリアンですか?」

女子がドン引き。想定内だ。日本人はフルーツのなんたるかをよく分かっていない。ここでドリアンを語らずして、いつ語れと言うのだ。ついつい熱弁を奮うも、結局、パーラーは長蛇の列。ドリアンはまたの機会へとお預けだ。

今年はまだ台湾と香港出張が控えている。チャンスはまだある。

日南観光を終えてホテルに戻る前に、宮崎駅構内の土産物店を物色する。

なんじゃこりゃ大福。

なんじゃこりゃ大福

なんじゃ、こりゃ?

同じ店でなんじゃこりゃシュークリームも売っていたが、あまりのデカさに買うのをやめた。美味いのだろうが、ものすごい糖質だ。オジさんには厳しい。夜中のうどんのために、涙を飲んで我慢するのだ。

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