2024年3月29日

香港航空 ビジネスクラス 帰り 香港→那覇

機材が豪華に

ホテルの部屋から見える夜景はまさに摩天楼。日本への帰りは11時25分香港発の香港航空658便だ。行きとは逆にホテルからシャトルバスに乗り、香港駅でチェックインしたら機場快速で空港に手ぶらで向かう予定だった。だが、雨のせいかシャトルバスが来ない。待てども待てども来るのは別のバスばかり。

待つこと20分。ようやく来たバスに乗ると今度は渋滞に巻き込まれる。二日前から沖縄では大雨が降り、あちらこちらで冠水したり被害が出ているが、香港も同様で数日前に気象台からシグナル8(暴風雨で公共交通機関が停止する)が出たそうだ。

なんだかんだで香港駅に着いたのは10時15分。電車のチケットを購入してチェックインカウンターで荷物を預けると、フライトは1時間半の遅延だという。カウンターには「チェックインはフライトの90分前まで」と書かれている。旅程表を見るともともとのフライト時刻は11時25分。

おぅふ!

なんという強運。そんなこんなでギリギリかアウトだったのが、時間を持て余すことになってしまった。

電車で空港まで24分。手ぶらで移動できるのは本当に楽だ。東京なら浜松町でチェックインして、手ぶらでモノレールという感じだ。乗り換えも平面に徹していて、日本みたいに階段の上り下りを繰り返すようなこともない。空港でもホームとロビーが同じ高さなのだ。

出国手続きを済ませ、ラウンジで休憩。食事がものすごく充実している。食べようかとも思ったが、機内食があるのでプチ肉まんだけ食べようとしたら、カスタードまんと間違る(涙)一服してからゲートに行く。結構な人が並んでいる。ほとんどが香港人だ。若い人が多い。沖縄人気を垣間見たようだ。ビジネスクラスは並ぶことなく優先搭乗。行きと同じ席に座ると、航路上の悪天候により、さらに20分の遅延を知らせるアナウンスが。沖縄にたどり着くのは何時だろうか。

機内に入ってすぐに気づいたのが、各席にモニターが付いていること。CAがウエルカムドリンクとヘッドホンを持って来た。なんか今日の方がさらに上等な感じがする。しかし腹が減った。こんなことならラウンジで食べればよかった。

一時半になり飛行機が動き出すも、またもや滑走路で待機。タイ航空のボーイング747に追い抜かれる。結局、離陸したのは登場してから1時間後。沖縄到着予定は日本時間で17時。

やっとランチにありついた

離陸後も気流が不安定なせいか、なかなかシートベルトサインが消えない。香港時間で15時過ぎにようやく昼食。冷たい日本蕎麦と見た目に綺麗な前菜が出てきた。

一口目。エビとアボカドにルッコラを添えて食べる。不思議な感じだ。こんなに相性がいいものか。白ワインが欲しくなる。

二口目。この茶色いものは何だろう。ああ、梅干しか。中国の乾燥梅干しだ。アボカドとエビ、梅干しにルッコラを載せて食べる。前より味が広がる。梅干しの甘酸っぱさと塩気がアボカドと相まってさらに旨味が増す感じだ。ここにパクチーを足す。味が今までと違うベクトルに広がる。すごいな。

三口目。今度はエビとアボカドと細ねぎに梅干し。ネギのシャキシャキ感がいい。やはり梅干しの塩気がアッサリしているエビとアボカドの味を広げる。

余ったアボカドと梅干しを合わせて食べてみたが、フルーツみたいだった。やはりエビは欠かせなかったのだ。

前菜を食べ終わるとメインの鳥肉団子の甘酢あんかけだ。

んー、味が薄い。

以上。昨日の方が美味かったな…

とりあえず満足だ。お腹いっぱいなのでフルーツを断り、すべて下げてもらうと、シートをフルフラットにして休む。

気持ちいい。

横になれるって素敵だ。いつもは家に帰るまでは横になれない。

しかし、ランチが終わった時点で沖縄まで1時間後。ほどなくしてシートベルトサインが点灯した。戦士の休息は終わりだ。さて、国内線に乗り換えてANAのラウンジで一服しようとしたのだが、再びアナウンス。

「那覇空港混雑につき…」

またかよ。乗換便にすら間に合わないのか?

すでにホテルを出てから7時間が経過していた。

香港航空 公式HP

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