2024年4月20日
プロペラ機

プロペラ機での移動 中標津~新千歳

士別市街でランチを済ませると、根室中標津空港へと向かった。ここからプロペラ機で新千歳空港まで移動する。搭乗口で待っていると、機体がゆっくりとターミナルに近づくのが見えた。

プロペラ機は小型なので、機内が少し狭い。まあ、長時間乗るわけでは無いから、構わない。それよりも、窓からの眺めが楽しみなのだ。ジェット機は高いところを飛ぶのだが、プロペラ機は空気の薄いところを飛ぶことができない。よって低いところを飛ぶので、眺めがいいのだ。だから、私はプロペラ機に乗るのが好きだ。

プロペラ機の近距離路線に乗る機会はそれほど多くない。今までに乗ったことがあるのは、札幌市内の丘珠空港から釧路、函館、三沢への三路線だ。この中標津と新千歳を結ぶ路線には以前にも乗ったことがある。福岡から松山、昔だと福岡から高知にYS-10で飛んだことがある。昨年は出雲から福岡にも乗った。それと那覇から奄美への便もプロペラ機だ。4年ほど前に機体が新型に更新されたと思った。

低い高度を飛ぶと言っても、雲のある高さだ。天気が悪いと景色も悪い。ジェット機だと、素晴らしい雲海と深い藍色の空を見ることができる。プロペラ機に乗るときは天気が気になって仕方がない。

案内が始まった。機内に乗り込んだ私はすぐに眠ってしまった。気付いたときには、すでに新千歳空港へ着陸態勢に入っていた。

楽しみを一つ無駄にしてしまった。無念。

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