2024年3月29日
エバー航空 ビジネスクラス 食事

エバー航空 113便 那覇-台北 ビジネスクラス

エバー航空 113便

本日から台湾へ出張だ。視察だ。自宅からタクシーで那覇空港国際線ターミナルへ。チェックインを済ませ、出国手続きを終えてラウンジへ。ここからの眺めも悪くないなと、さっそく機種変したばかりのiPhoneXs Maxで撮影。このとき画面がフッと暗くなった気がしたが、気にしないでいた。

那覇空港 国際線ターミナル

ラウンジで一息ついたら搭乗ゲートに向かおう。そう思ってiPhoneで時刻を確認しようとしたのだが、画面が真っ暗のままだ。

え?

再起動を試みる。うんともすんとも言わない。強制終了を行う。やはり変わらない。

壊れた?

搭乗時刻はまもなくだ。仕方がない。不安でいっぱいだが、このまま飛行機に乗るしかない。五泊の出張でスマホなし。しかも海外にも行く。地図を頭にしっかりと入れておかなければ迷うことこの上なし。

二十世紀に逆戻りだ。泣きたくなる。

エバー航空 ビジネスクラス

機内は相変わらずサンリオ一色である。いつものようなゴージャス感がない。小さな飛行機だからか、ANAのプレミアムシートと似ている。那覇から台北は、那覇から福岡に飛ぶのと同じ感覚だ。時間も短い。

エバー航空 ビジネスクラス 機内

やがて離陸した機内から那覇空港国際線ターミナルとLCCターミナル、その向こうに那覇港や那覇市街が見える。

那覇市街空撮

飛行機は旋回して機首を南に向けた。眼下には空港沖合にあるサンゴ礁の無人島が見える。

サンゴ礁と無人島

エバー航空 軽食

飛行機が水平飛行に移ると、食事が運ばれてきた。短距離なので軽食だ。食べないつもりだったのだが、チーズの焦げた美味しそうな香りが私の鼻孔をくすぐる。そうだ、試しにiPhoneを再起動してみよう。やはり動かない。画面は黒いままだ。

エバー航空 ビジネスクラス 機内食

いつもはスマホにメモをしているが、今は使用できない。筆箱からペンを取り出し、B5用紙に印刷したホテルの予約票の裏にメモをした。先日、もう終わったから不要だとシュレッダーで裁断してしまった。

よって、ほとんど覚えていない記憶を頼りに書くしかない。

チーズの下には濃厚な味のソースとラザニア。野菜と一緒に食べた。美味かった。

エバー航空 ビジネスクラス 機内食

これだけだ。話にならない。補助脳がなければ私の記憶力など、この程度だということだ。

完全に沈黙

窓からは海と雲しか見えない。フライトマップを見ると、宮古島も石垣島も進行方向左側にある。A列である。私の席はK列だ。反対側だ。次回からはA列の席を取るようにしよう。

フライトマップ

何度か再起動を試みたが、iPhoneが動くことはなかった。買った翌日にこんな目に遭うとは、最近はついてない。先日もヨドバシカメラで不良品のマウスをつかまされたばかりだ。ついに着陸態勢に入った。窓からは台湾の景色が見える。私の気持ちを表すかのような、どんよりとした天候だ。

機内からの景色

無事に帰国できるだろうか。

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