北海道から伊丹までの風景
新千歳空港8時35分発の伊丹行きに乗る。朝食はホテルで食べたので、機内食は食べない。離陸する飛行機から見える樹々は秋の終わりを告げているかのようだ。
しばらくすると函館山が見えてきた。夜景が有名だ。ずいぶん昔に行ったっきりだ。１時間半で伊丹空港に向けて着陸しだした。
奈良県の信貴山の大門ダムととっくり湖。中央上に見える、湖にかかる赤い橋は、高さ３０ｍ、関西唯一のバンジージャンプこと開運バンジーだ。
数分後、東大阪ジャンクションと東大阪市役所が見えた。
さらに北上し、花博会場跡、鶴見緑地が見える。
プレミアム御膳 昼食
伊丹で乗り換えて、１１時発の那覇行きではプレミアム御膳をいただく。
ニシンの昆布巻きは魚の香りと昆布の旨みが口に広がる。味付けは少し甘めだ。なんとなくおせち料理を思い起こさせる。もうすぐ年末だ。今年も終わりかあ。
秋刀魚の塩焼き。身を丸ごと食べられる。水煮だろう。秋刀魚の香りがあまりしない。甘さ控えめのミョウガのはじかみがシャキシャキした食感と爽やかな味わい。口の中がサッパリとする。
鳥の照り焼きは薄味すぎるか。身が少しパサパサだ。パプリカごシャキシャキでみずみずしい。野沢菜と椎茸の煮物はシャクシャクした野沢菜の歯ざわりがいい。炒め物みたいな味付けだ。切り干し大根は薄味でグッド。スーパーの惣菜のような後味がしない。だし巻き卵はふんわり。冷たくない。これも変に後味が引かない。
ナスはさみ揚げは味わい以前に冷たい。びっくりした。口の中で温めながら食べるが、素材の味が分からない。温かいお茶を飲む。
炊き合わせは出汁がしみて、噛み締めるとジュワーっと溢れてくる。どれも美味い。しいたけは食感よく、にんじんは甘い、エグミがない。薄味のキノコごはんはおかずの邪魔をしないが、しっかりとした味わいでもある。秋の味覚だ。
いつもは味噌汁の具がしっかりと入っているのに、今日の味噌汁はほとんど具なしだ。残念。
温かいお茶をお代わりする。デザート用だ。甘さ控えめ、ほんのりとお茶の香りがするわらび餅は、プニプニした食感が楽しい。お茶で口を洗い流す。甘さと苦味の融合は大人の味なのだ。
アテンダントがお茶と一緒にクッキーを渡してくれた。袋から出してかじってみると、ちょこれーとだ。思わず吐き出した。
食べれないやん。
もったいない。
あとは沖縄に着くまで、ゆっくり休むとしよう。早く家族に会いたい。
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アラフィフで再婚して二人の子どもを授かりました。妻は初めて、私は二度目の育児を夫婦で頑張っています。