2020年7月11日

全日空1963便 札幌ー那覇

気温差を乗り越えるコツ

昨日の札幌の日中の気温はマイナス5度。同じ頃、沖縄の気温は26度。年末だというのに夏日だ。気温差は31度。日本国内でこれだけの差があると、もう笑うしかない。

「よく体調崩しませんね。」

最近、よく言われる。昔は沖縄と東京を往復するだけでも風邪をひいたことがあった。北海道と沖縄を行き来しても体調を崩さなくなったのは、この一年くらいだろうか。夏場は問題ない。沖縄より東京の方が暑い。

自分なりに習得した温度差対策は「こまめに脱ぐ、着る。」だ。北海道から沖縄に帰るとき、そのままの格好では暑くなって汗をかく。すると風邪をひく。中に着ているヒートテックは空港か機内で脱ぐ。行くときは逆に着る。

汗をかいたり、我慢するような寒さだと、確実に体調を崩す。面倒だが、この方が快適だし、体調もいい。特に冬の北海道は、室内が暑いことが多いので、上着だけで温度調整ができるような服を着ることが重要だ。

沖縄に帰る

年末だ。これでやっと休みだ。とは言え、年明けまでに終わらせる仕事がいくつもある上に、年賀状も書いていない。大晦日まではまだまだゆっくりできそうもない。

いつものように、札幌から快速エアポートに乗り、千歳駅で降りる。駅前のイオンで食材を買うのだ。冬の北海道は野菜が高い。目的は魚介類だ。イカ、タコ、真タチ、シャケなどなど。いくつか調味料に米、玉ねぎとジャガイモを買って、お土産にする。

そういえば、今年はイクラもカニも高い。根室の知人は、昨年から鮭もカニもなにもかもが穫れなくなったと嘆いていた。北海道の海に何が起きているのだろうか。

空港で電車を降り、チェックインカウンターに向かう。工事をしていた全日空のカウンターが綺麗になっていた。プレミアム会員向けのカウンターも新設されていたが、JALのようにダイヤモンドとプレミアム会員のカウンターが分けられていなかった。かなり並んでいる。一般カウンターに並べばよかったか。

沖縄行きは10時35分発。今は10時10分。余裕で間に合うはずなのだが、並ぶ列がなかなか進まない。3つのカウンターのうち、真ん中のカウンターの客の対応が全然終わらないので、実質二箇所しか機能していないのだ。きっと面倒なリクエストをしているのだろう。

10分経った。まだ自分の番が来ない。真ん中のカウンターも対応中だ。女性のスタッフがずっと電話でどこあと話をしている。どれだけ面倒なリクエストをしてるのだろうか?静岡経由で沖縄に行くのにオープン券が中部経由なので、そのままでは使えなくてどうたらこうたらとスタッフが受話器に話している。

ついに10分前。私も真ん中のカウンターもまだチェックインが終わらない。

「沖縄行きの方、いませんかー?!」

係員が叫んでいる。私が手を挙げると、トランシーバーでどこかに連絡していた。そのとき、真ん中のカウンターの男性が怒鳴りだした。

「今日中に石垣に仕事で行かなきゃならないんだ!もう30分も経ってるじゃないか!できないならできないと、最初から言えよ!訴えるぞ!」

鬱陶しい。バカじゃないか?死ねばいいのに。

係員が申し訳なさそうに私に言った。

「手荷物、すべて機内に持ち込んでもらえますか?」

仕方ないよね。席はキャンセルされてないみたいだし、そのまま係員に案内され、保安場では列の先頭に割り込んで検査を抜ける。9番ゲートから無事に搭乗した。

札幌ー沖縄便に乗るのは久しぶりだ。常に満席に近い。プレミアムクラスはなかなか買えない。国内最長、沖縄までは4時間だ。乗り継げば5時間はかかるから、直行便はありがたい。

それに全日空のプレミアムクラスの昼食が少し楽しみなのだ。最近、朝食を何度か食べたが、ランチボックス+紙カップだったのが、平皿とスープ皿に変わったのだ。JALのファーストクラスに触発されたのだろうか。もしかしたら、昼もJALみたいになったかも知らないと、密かに思っていたのだ。

離陸して30分後、ついにその時がやってきた。ランチタイムだ。テーブルを出し、そいつがやってくるのを待つ。ドリンクを訊かれたので、いつもの通り、熱いお茶をリクエスト。そして運ばれてきたのは…以前と同じランチボックスだった。しかし、味噌汁がお椀に入っている。

ボックスもひとつは冷たいが、もう一つは温かい。

開けてみる。

以前は箱がおかずとご飯に分かれていたが、ご飯の容器にもおかずが入っている。

メニューをみると、以前よりカロリーが増えている。ボリュームがあるということだ。さて、何から食べようか。

まずはごぼうつまみ揚げ。薄味で肉とごぼうの相性がいい。さつま揚げかと思ったら鶏肉だろうか。もっちりかぼちゃどうふは、名前ほどもっちりしてはいないがムースのよう。かぼちゃの甘みが引き出されていて、洋菓子みたいだ。美味い。

おから煮つけは、しっかりとした味わいだが、これが薄口の柚子胡椒ご飯に合う。鰤梅香照り焼きは、梅の香りはしないが、魚の生臭さもない。弁当の焼き魚は生臭いことが多くて好きではないが、これはいい。ご飯にも合う。はじかみがアクセントになって、これまた美味い。小女子くるみも味付けが薄めでご飯と合う。

煮物は薄味の出汁がしっかりと染み込んでいて、口の中で溶けるほど煮込まれている。これも美味い。厚焼き卵はエビ朧が入ってるかのような甘みがある。チーズ入りチキン巻きカツは肉とチーズのバランスよく、どちらも目立たないまとまった味わいだ。ソース無しで食べられる。ともえ柿ロールはクセのある、塩味が強めのクリームチーズが柿と巻かれていて、大人の味だ。デザートというより、ワインに合うつまみだ。美味い。

温かいものは温かく、冷たくても構わないものは冷たくなっている。以前よりも断然いい。来年四月からはANAもついにWi-Fiが無料になるようだ。やはり競争がないとサービスは進化しない。ANAの旅がより快適になれば、私も楽だ。さて、トイレに行ってヒートテックを脱ごう。これも沖縄に帰る準備なのだ。

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