2022年7月7日
SL大樹号

東武鬼怒川線 SL大樹号 C11 207号機

鬼怒川温泉駅を降りたとき、眼前の列車に目を疑った。真っ青な車両に白のライン。ブルートレイン、とはちょっと違うが、14系客車。若い頃、こいつに何度も乗った。なぜ、こんなところに停まってるのだろうか。中を覗くと誰も乗っていないが、営業中なのは間違いない。ネームプレートには「大樹」とある。ん?さっきからこの名前のポスターがやたらと貼られていた。蒸気機関車なのか?

14系客車

前の方にホームを歩いて行く。そこにつながれていたのは、蒸気機関車ではなく、ディーゼル車であった。そうか、SLの営業運伝が終わって、客車を回送するのかと納得し、改札に向かった。

駅を出たところに人だかりがしていた。何だろうと見てみると、目の前に蒸気機関車がいるではないか!回転台で回りながら汽笛のデモンストレーションを行なっている。すごいな。迫力だ。電気機関車やディーゼル機関車は前後に走ることができるが、蒸気機関車は前向きにしか運転できない。車と同じ構造だ。

回転台とSL大樹号

運転台が前にしか付いていないから、進行方向を変えるときは回転台で回すしかないのだ。機関車トーマスを見たことがあれば理解できるだろう。その回転台が駅前にあるのだ。二年前にはあっただろうか。元は北海道を走っていた機関車だとのことだ。霧の多い地方を走るので、ライトが二つ付いているのが特徴だ。

SL大樹号 前面

以前、鬼怒川温泉駅に来た時には、回転台などなかった気がする。後日知ったのだが、この回転台は広島県の山中にある、三次駅から移設したものだった。

進行方向が変わると、SLは力強く煙を吐きながら進んで行った。

SL大樹号 後方

大樹号は鬼怒川温泉駅と下今市駅の間を不定期に走っている。機関車がホームに向かうと、まだ座席がありますとアナウンスが流れた。乗りたい気持ちもあったが、疲れていたのでそのままホテルに向かった。

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