東室蘭から新千歳空港まで電車で向かう。NAVITIMEで検索すると、11時13分の特急では到着が12時27分となり、12時40分の飛行機に間に合わない。
マジか?
そもそも南千歳で16分も待つのが意味不明である。時刻表で確認すると、一分差でエアポート快速と接続している。
乗換時間が一分間。
常識的に考えれば、乗換は不可能である。しかし、空港へのゲートである南千歳駅で、函館方面から来た客を、わざわざ階段を登って乗換させるだろうか。逆もまた真なりである。一昨日、新千歳空港からエアポート快速で南千歳駅でスーパー北斗に乗り換えたが、階段を登ることはなかった。同じホームの反対側に列車が停まった。
そうなのだ、乗り継ぎの特性も考えずに乗換時間だけで計算するプログラムの言うことを真に受けると、痛い目にあうことがある。
例えば京王線笹塚駅の新線への乗り換え、はたまた赤坂見附駅での銀座線と丸ノ内線の乗り換え。いずれも電車は向かい側に停まるので、乗り換えは極めてスムーだ。一分もかからない。南千歳駅も同じはずだ。ネットで検索すると、同じことで悩む人の多いこと。
念のため保険をかけて、東室蘭9時59分発のスーパー北斗3号で空港に向かうことにする。えきねっとで列車を予約しておいたので、切符を受け取る。特急に乗るのはここから南千歳までだが、降りるのは新千歳空港なので、乗車券は別途購入しなければならない。この駅ではキタカやスイカが使えないのだ。
スーパー北斗3号は5番線からの発車だ。GからTの位置に列車が停まることが表示されている。
列車は軽快に函館本線を走る。天気はいい。10時52分、南千歳駅4番線に到着。向かい側の3番線にはエアポート快速が停車している。
4番線に札幌方面、3番線に新千歳空港方面の列車が停まるようになっている。これなら一分もあれば乗り換え可能だ。
スーパー北斗3号が先に発車した。なにやら外国人観光客が騒いでいる。何か間違えたらしい。なるほど、南千歳駅は一分あれば乗り換えができることが検証できた。再び利用することもあるだろう。
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アラフィフで再婚して二人の子どもを授かりました。妻は初めて、私は二度目の育児を夫婦で頑張っています。