タコと大根の桜煮

たこと大根の煮物 タコの刺身を処理します

タコの刺身を買ったのに…( ;∀;)

タコの刺身が安かったので買いました。沖縄では刺身を買うのも一苦労。なかなかいいものがないんです。地魚の刺身はいまいち好きになれません。タマンはおいしいですけどね。マグロも生で売ってるので店によってはおいしいです。でもセーイカはおいしくない。サーモンは生で食べるの嫌いです。

そんな中で北海道産のタコ刺身は貴重なんです。湯がいてありますけどね。沖縄で売っているタコの刺身の多くはモーリタリア産です。場所がどこかわかりますか?アフリカ沖ですよ。

なのに買ったことを忘れて放置すること2日間。冷蔵庫のチルド室を開けてビックリ。賞味期限ぎりぎり。お徳用だったので刺身で一度に食べきれる量ではありません。なんでこれ買ったんだろう?

なんて考えてたらピン!と閃きました。そうだ。煮物だ。煮物にすれば大量に食べれるし保存もきく。タコの煮物と言えば相棒は…大根。ちょうど妻が実家からもらってきた形の悪い大根をどうしようか困っていたところ。まさに渡りに船!ということで、大根とタコの桜煮(なのかな?)を作ってみました。作り方をざっくり言うと、タコと大根をだし汁で煮るだけです。

たこと大根の煮物

材料

  • たこ 200gくらい
  • 大根 10〜20cmくらい

調味料

  • 昆布だし 一本
  • 酒 大さじ2
  • みりん 大さじ1
  • 塩 小さじ1
  • 醤油 大さじ1

作り方

  1. ダイコンの皮を剥き、厚さ2cmほどの輪切りを半分に切り、縦に隠し包丁を入れる。
  2. 圧力鍋に水750mlと粉末だしを規定量入れて火にかける。
  3. 沸騰したら酒大さじ1、みりん大さじ2、塩小さじ1、しょうゆ 小さじ1を加えて一煮立ちさせる。
  4. 大根とタコを鍋に入れて中火で煮る。
  5. 沸騰するとアクが出てくる
  6. アク取りシートを入れてアクを取る。
  7. アク取りシートを取り除き、フタを閉めて圧をかけ、中火で10分加熱する。
  8. 鍋が冷めてからフタを開け、5分ほど中火で煮詰める。
  9. できあがり。1〜2時間ほど置いた方が味がよりしみて美味しいです。

作り方(画像あり)

1.ダイコンの皮を剥き、厚さ2cmほどの輪切りを半分に切り、縦に隠し包丁を入れる。
2.圧力鍋に水750mlと粉末だしを規定量入れて火にかける。
3.沸騰したら酒 大さじ1、みりん 大さじ2、塩 小さじ1、しょうゆ  小さじ1を加えて一煮立ちさせる。
4.大根とタコを鍋に入れて中火で煮る。
5.沸騰するとアクが出てくる。
6.アク取りシートを入れてアクを取る。
7.アク取りシートを取り除き、フタを閉めて圧をかけ、中火で10分加熱する。
8.鍋が冷めてからフタを開け、5分ほど中火で煮詰める。
9.できあがり。1〜2時間ほど置いた方が味がよりしみて美味しいです。

召し上がれ!

タコは長く炊くと硬くなってしまいますから、普通の鍋で作るときは大根をしっかりと下ゆでして、タコと一緒に煮る時間を短くしなければなりません。味がしみるまで5〜6時間ほど置かなければなりません。圧力鍋なら時間を大幅に短縮できます。これは圧力がかかることで水の沸点も上がるからです。

圧力鍋の仕組み

水は100度で沸騰するのでお湯で煮れば100度以上で加熱することができません。油で揚げたり炒めたりすると180〜200度で調理することができます。温度が高ければ調理時間は短くなります。野菜の素揚げがいい例ですよね。

水が沸騰する温度は気圧に比例します。山の上や飛行機の中は気圧が低い(=空気が薄い)ので93度くらいでお湯がわきます。圧力鍋を使うと鍋の中の気圧が上がりますから、水が沸騰する温度も上がり、鍋の内部は120度以上にもなります。調理時間が短くなるだけでなく、お湯では調理できないものも調理できてしまいます。普通の鍋で魚をいくら煮ても骨は柔らかくなりませんが、圧力鍋なら柔らかくなります。なぜなら骨が煮える温度は120度だからなんです。

お酢を加えると普通の鍋でも魚の小骨なら調理できます。ほら、コーラを飲むと歯が溶けるなんて言われてましたよね。そんなことはないのですが、コーラは酸性です。骨は酸に溶けます。お酢は「酢酸」なので骨を溶かすから柔らかくなるんです。ただ酢酸は煮ると飛んでしまいますので、圧力鍋には敵わないのですけどね。

圧力鍋を使えばご飯もすぐに炊けるので、我が家には炊飯器がありません。ですが最近はけいたまが大きくなってきて大変になってきたので、炊飯器を買いたいねって話しています(;^_^A

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