沖縄のスーパー御三家といえば
沖縄のスーパーと言えば「りうぼう」「サンエー」「かねひで」が御三家です。だけど主婦なら「24時間、いつも開いてます。」のCMソングでおなじみの「ユニオン」だって忘れてはいけません。(主婦ではありませんが…)なんたって激安です。そのユニオンよりも安い店があります。それは「ファーマーズマーケット」JAおきなわが展開する産直の店です。とにかく私はこの店が大好きです。妻も義母も大好きです。安いだけじゃなくて、珍しい野菜もある。そんな我が家の台所であるJAファーマーズマーケット南風原こと「くがに市場」を紹介します。
野菜がとにかく安い
沖縄は暑いので、夏になると葉野菜がなくなります。県外から持ってくるしかないのですが、涼しいこの時期は葉野菜が豊富に出回ります。この日は2月なのにキャベツが100円。ハンダマーも100円です。これは和名で水前寺菜、金沢では金時草(きんじそう)と呼ばれる葉野菜です。細く刻んで生のままサラダで食べたり、お浸しにしたり。活性酸素を抑える働きがあるそうですよ。
スイスチャードってなんだろう?調べたてみたらほうれん草の仲間だそうで、カラフルな色が特徴だとか。季節に関係なく採れるので「不断草」ともいうそうです。今度買ってみよう。ニガナ、沖縄では「ちきなー」とも呼ばれるポピュラーな食材です。炒めて食べることが多いでしょうか。
忘れちゃいけない「フーチバー」ヨモギのことです。沖縄そばや味噌汁にはかかせません。
もやしは詰め放題。袋を買って自分で詰めます。売り場には太くて長いもやしがたくさんいるので、それだけ選んで袋に詰めると、時間はかかりますがなんだか高級もやしを買ったような気分になれます。
ブロッコリーやカリフラワーなど、スーパーよりかなり安く売ってます。スティックセニョールも百円で売ってます。
瓜の種類が豊富です
瓜もたくさんあります。まずは「きゅうり(黄瓜)」。大きいでしょ?ジャンボきゅうりって、育ちすぎただけですけどね。味は普通ですよ。東南アジアのカレーの付け合わせとかにでてくる大きなきゅうりみたいな感じです。ところでなぜきゅうりを「黄瓜」って書くか知ってますか?私たちが食べているきゅうりは熟してないものなんです。きゅうりは熟すと黄色になります。マンションのベランダできゅうりを育てたことがあって、そのときに種を採ろうかと放置していたら見事に黄色くなりました。
「苦瓜」。ゴーヤーですね。県外だと「ゴーヤ」って書いてあることがとても多いですが「ゴーヤー」です。ゴーヤーチャンプルーが有名ですけど、個人的にはゴーヤーサワーで飲む方が好きです。あと薄くスライスして水にさらしたものを、オニオンスライスとまぜてかつお節にポン酢なんかもおいしいです。これ、レシピになりますね(^^;
「ナーベラー」。へちまですね。中国語では「絲瓜」と書きます。沖縄では「ナーベラーンブシー」って名前の味噌煮にして食べます。私は味噌汁にいれたりとか、中華でも使いますよ。ニンニクと炒めたりとかですね。昔はちょいちょい買っていましたが、妻がナーベラーを食べないので、買うことはありません(^^;
「パパヤー」。パパイヤのことです。乳瓜ともいいます。出産後に食べると乳の出がよくなるとか。沖縄ではパパイヤは野菜として食べます。「パパヤーイリチー」がメジャーでしょうか。青パパイヤを細切りやスライスして炒めたものです。熟したパパイヤは「フルーツパパイヤ」として売っていることがあります。
「カボチャ(南瓜)」。南風原町は南瓜が名産です。特に津嘉山(つかざん)地区の「津嘉山カボチャ」はおいしいのだとか。沖縄で飲食店をしている知人から教えてもらいました。時期によってはカボチャが十種類くらい売っていますよ。だけどカボチャを割るのが面倒でまだ買って食べたことないです(^^;
忘れちゃいけない沖縄野菜
個人的に好きな野菜が「島ニンジン」。ふつうの普通のニンジンと違って黄色いです。沖縄でも普通のニンジンを栽培していますが、和食には島ニンジンのほうが個人的には好みです。エグ味がないので煮物やつけものにおすすめ。だけど野菜スティックのような生食はいまいちです。洋食に使うのもどうかなぁ。
島ラッキョウも今が旬です。暑くなると葉っぱが枯れちゃうんですよね。空港で買うと950円とかしますが、ここなら400円と半額以下です(笑)
普段使いだけでなくお土産を買うにも楽しいです。旅行に来た知人をここに連れてくると、2カゴくらい買って宅急便で自宅へ送ったりしています。もう仕入れって感じで(笑)
また季節を変えて紹介しますね。
(つづく)
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アラフィフで再婚して二人の子どもを授かりました。妻は初めて、私は二度目の育児を夫婦で頑張っています。