2020年7月12日
鰻丼

東京八重洲 居酒屋 響 飲み放題付きコース(涙)

八重洲の裏路地

本日も長い会議が終わった。定例の東京八重洲口の会議室で開催される、毎月恒例の会議のひとつだ。懇親会は八重洲口近くの居酒屋だと言う。名前は響。予約をした担当者によると下記の通りであった。

  • 看板がないのでわかりにくいです
  • 店を探すときに気をつけてください
  • ゼロと言う店の二階です

Google マップで指定された経路を歩く。喫煙場所となっているビルの裏手の細い路地を入る。ここは小さな家がひしめく、昔ながらのバラックのようだ。東京駅の目の前に、まだこんな場所があるのかと驚いてしまった。二階に店があると言うが、そもそもすべて一階建てでは無いだろうかと不安になる。

八重洲の裏路地

店を探す。うまそうな寿司屋がある。こっちに行きたい。しかし既に予約済だ。雨が降る冷たい。暗い道を歩くとゼロと書かれた店の看板が見えた。この二階?確かに入口にはライトアップされていない、手書きの看板があった。

店舗外観

居酒屋 響 個室が個室じゃない

階段を上る。ドアを開ける。そこには狭い通路の両脇に障子が広がる世界があった。嫌な予感がする。何ヶ月か前、八重洲中央口のスーパーホテルの近くの居酒屋での懇親会。部屋は狭い、椅子が小さい、食事はまずい、酒は遅い、サービスが悪い、とにかく不満しかない店だった。その店の卓上にはルーレット式のおみくじ販売機があった。こいつが置いてある店はろくなもんじゃない。それが私の経験則だ。この店ではおみくじを売っていなかったが、あの店と同じ匂いがする。

店内

スタッフは全員中国人。中国人がダメだとは言わない、差別する気もない、ただ文化の違いとして、彼らは細かいことが苦手だ。日本人がどうしても気になるようなことも、中国人に限らず、外国人はあらかた気にしない。大雑把だ。だからこそ、彼らはものすごく大きなものを作ることができる。日本人はどうしても小さくまとまってしまう。香港空港と羽田空港を比べれば違いは歴然だ。私はあの外国の無駄に広々とした、訪れたものを圧倒させるようなスケール感が大好きである。

しかし、それはこと日本の居酒屋においては裏目に出る。合理主義の中国人が、席数を稼ぐためにレイアウトをコンパクトにまとめるのはわかる。狭いスペースに座れるだけ相席で座らせると言う、街中の食堂と同じ発想なのだ。個室で予約してあるはずなのに、通された部屋の2つのテーブルのうち、1つでは知らない者達が飲んでいた。個室も相席なのか、確かにこの部屋は個室には違いないが、これが文化の差なのだろうか。日本では、知らない者たちと同じ空間で席を共にすることを「個室」とは呼ばない。

指定された8人がけのテーブルは幅1.8メートル。ありえない。いくら地価が高い東京でも、これはありえない。スタッフが全員中国人の居酒屋だとよくあるケースだ。おみくじこそ売っていないが、まさにデジャヴであった。嫌な予感が増幅される。

コース料理はひどい

お通しはまあまあ旨いが、塩っぱい。

お通し

サラダ

ごまドレッシング。素材はみずみずしいのだが、いまいち新鮮さに欠ける気がする。ロメインレタスのえぐみが目立つ。残念。お通しだけが美味い、お通しだけがマシだった、居酒屋あるあるに該当しないことを祈りたくなってきた。

サラダ

牛肉のたたきかローストビーフ

どちらなのかわからないが、いずれにせよソースのパンチが効きすぎて肉の味が微塵もしない。

ローストビーフ

刺身盛合せ

凍ったままのが出てきた。カツオのたたきが冷たくて、知覚過敏でもないのに歯に染みます。しかもワサビ醤油で食べるのは初めての体験である。合わない。イカは水っぽくてぜんぜん旨味を感じない。味がしなくて、何を食べているのか分からなくなる。そもそもなぜ刺身が出てくるんのだ?予約時に刺身を外すようにと、担当者にはいつも口を酸っぱくして言っているにも関わらず、だ。

刺身

担当者に連絡をとる。

「なかなか素晴らしい店を予約してくれてありがとう。(中略)刺身が出て来たけどどういうことかな?」
「えっ、刺身抜きで頼んでますよっ‼️」
「じゃあ、これはなんでしょう?」(刺身の画像を送信)
「お店の間違いですね〜💦 明日、クレーム付けます‼️ 個室でもないんですよネッ💢」

ここで料理がストップする。以後、食べ物が全然来ない。注文用のタブレットは不安定で、すぐに倒れてしまう。煩わしい。開店したばかりでこれでは、閉店も近いのではなかろうか。テーブルの上には手つかずの料理がたくさん残っている。誰も手を付けない。次こそはマシな料理が出てくるのではないかと淡い期待、いや、あきらめの境地で待っているのだ。

食べ物こない。
食べ物こない。
ひもじい。

トイレが一個しかなくで激混み。しかも男女兼用。どう考えても足りないだろう。もともとはゆったりとした店だったのを、詰込み型の個室居酒屋に無理やり改装したのではなかろうか。

白身魚唐揚げ

ようやく料理が来た。え、白身魚唐揚げ?白身魚と言えば一般的にはフライにすると思うのだが、あえて唐揚げなのか。中華なのか。初めて食べた。微妙である。白身魚で唐揚げにして美味いのはフグだけなのだ。

白身魚唐揚

玉子焼き

まあまあ食える。今度は一転してぜんぜん酒がこなくなった。え?ドリンクがもうラストオーダーって、五品しか料理が来てないけど?酒もぜんぜん来ないよ。スタッフに苦情を告げる。

出汁巻き玉子

冷たい焼肉

ラストオーダーを過ぎて運ばれてきたのは冷たい焼肉。びっくらこいた。さっきのと同じタレで肉の味がわからない。なんだ、こりゃ?冷凍品を解凍しただけじゃなかろうか。

冷たい焼肉

やっと酒が来た。ん?ハイボールの味が変わったぞ。作り方が雑だ。ぜんぜんシュワシュワしていない。これは炭酸割なのか?それとも昨日開けた炭酸を入れたのか?

ミニうな丼

締めはうなぎ。少ない。皮目を上にしてご飯に載せるのは中国式だろうか。日本人にはできない発想だ。表でも裏でもご飯の上にのっていれば機能的に差不多(ちゃーぶどー、大差無いの意味)である、とでも主張したいのだろうか。機能的には変わらなくても、客の心情にはかなりマイナスだ。料理しか見ていないからこうなる。料理を食べる客のことまで考えれば、おのずと理解できるはずだ。サービス業をもっと理解しないと、この店はつぶれると思う。とにかく腹が減った。食べてみよう。うーん、タレがしょっぱい。ご飯はうまい。うなぎはいらなかったかな。ご飯だけでよかったよ。

うな丼

デザート

ロールケーキは一皿で四人分。男子陣が食べないと言うので大半を女子に任せ、私も一切れだけいただく。うーん、女子がポツリと言った。

「なんだか駄菓子の味がしますね。」

デザート

総括

まあまあ食べ残したなあ…もったいない。業務用の味がする料理が多数であった。そのお野菜を作った畑の持ち主が可哀想です。店外で全員が激怒。責任者である私がクレームを受ける羽目となった。

二度と来るか!!!!

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