レストランみぬま
父の見舞いに自治医科大学附属さいたま医療センターに来ていた。主治医の話を聞き終えたのは14時過ぎであった。激しく空腹を感じた。朝から何も食べてなかった。病棟の一階にレストランがあると言うので、行くことにした。
レストランみぬま。埼玉育ちの私は、小学生の授業で見沼代用水とか習ったなあ、などと思い出す。病院のレストランなのできっと学食みたいで、食券を買うのだろうと期待してなかったのだが、おもったよりもしゃれた作りに、少し安心した。ショウガ焼き定食をオーダーする。納豆が食べたかったので、半熟卵とともに追加だ。ご飯は白米と十穀米が選べる。
生姜焼き定食
生姜焼きは辛口だ。豚バラ肉に玉ねぎスライス。生姜の辛味が立ち過ぎな気もする。付け合わせのキャベツにかかっているドレッシングが甘めなので、一緒に食べるとちょうどいい感じになる。かぼちゃサラダはほぼカボチャだ。素材の甘みがよく引き出されていてうまい。
よく冷えた納豆にたっぷりのネギとタレとカラシをよく混ぜ、十穀米に載せて食べる。冷たくて喉越しがいい。半熟玉子を生姜焼きに投入し、軽く混ぜて肉を食べる。美味い!卵の甘みとタレの辛味に脂の甘み。食がすすむ。
病院の食堂なので、味に大して期待していなかったが、なかなかやる。その分、値段も少々高めだが、安くて不味いものを食うよりはよほどいい。
父の入院は長引きそうだ。ここにもあと何回か来ることがあるだろう。腹が減った時に大宮駅でウロウロと店を探さなくても、ここの飯を食えばいいかと思うと、なんだか安心した。
後日談
ロースかつ定食はお勧めしない。
レストランみぬま(Retty)
数年前に五十路となったバツイチ男性。昨日は沖縄、今日は北海道、明日は四国…出張三昧の日々、三年間で制覇した店は千店舗を超えた。日本全国及び海外での食事を記録したブログである。五十路とは本来「五十歳」を意味するが、現代社会では「50代」と誤った認識が定着している。それにあやかりブログのタイトルを名付けた。(詳しく読む…)