長崎ちゃんぽん

長崎市 三八ラーメン 長崎ちゃんぽんと皿うどん

二年ぶりの長崎

仕事で長崎に来た。今回は夜の会議と懇親会だけなので、せっかく二年ぶりに沖縄から来たものの、翌日の午前便でトンボ帰りだ。前回は妻とお腹の中のけいたまと三人だった。結婚前だったし、妻が身ごもってることに夫婦で気付かず、まあ呑んで食って楽しかった。

そして食に保守的な私は、やはり同じものが食べたいと思っていた。懇親会の場では食事にあまり期待ができない。美味しい店であっても会話が中心になるので、ゆっくりと味わって食事ができないし、大抵が飲み放題のコース料理だから面白くない。今回もせっかく会場は雰囲気のある洒落た店だったのだが、例外なく終わってしまった。いつもと違ったのは、参加者の一人が有明海で釣り上げて来たばかりの鯛を振舞ってくれたことだ。

前回、妻と一緒に食べたものは中華街のちゃんぽんと皿うどん、一口餃子にレバカツ、天津包子(豚まん)にまぜ飯だ。まぜ飯は唐揚げが美味くて驚いた。店の売りである「まぜ飯」は大したことなかった(^◇^;) 思案橋のスタミナラーメンは福山雅治の好物ということだが、正直あまり美味しいとは思わない。ニンニクがすごくて、ベトコンラーメンみたいだった記憶がある。そして妻と二人で福山雅治の実家を見てホテルに戻った。

今回は締めで食べる程度だろうから、あれこれも食べるのは叶わないだろう。せめてひとくち餃子だけでも食べられたら良しとしようと考えていた。

サラダパン

一次会が終わり二次会に移る。この店の隣の寿司屋は深夜まで開いている、なかなか美味い店だ。今回は行くのは無理だなと思いつつ、エレベーターに乗りラウンジに入る。席に着き乾杯が済むと、豚まんとサラダパンが用意された。一口サイズの豚まんはなかなかの人気で、みんなが飲みながら食べてしまった。

長崎市内とはいえ参加者は長崎県内の各地から集まっていたので、豚まんに馴染みがなかったり、長崎市に来るのは30年ぶりという者もいたからだ。さすがに飲みながらサラダパンはキツイので、きっと誰も食べないから持って帰ろうと思っていたのだが、気がつくと私の前に置かれていたサラダパンは袋のみになっていた。

いい時間になったので二次会もお開きとなり、ついに締めタイムを迎えることになった。ここはひとくち餃子だ。私は妥協しない。一人でも食べに行くつもりでいたら、あっさりと私の案が採択され、数人で店に向かうもすでに閉店していた。この店は餃子がなくなり次第締めてしまうので、ネットでは1時まで営業と書いてあってもだいたい23時には閉まっていることが多い。

三八ラーメン

まぜ飯も今日は臨時休業だ。リンガーハットしかないのかと思いきや地元民が目指した先は「さんぱち」だった。沖縄にも「さんぱちラーメン」があるが関係あるのだろうかなどと思いながら、地元の中華屋のような店構えの暖簾をくぐると豚骨の匂いが鼻につく。そのまま二階席に案内された。

酒はビールと日本酒のみ。ハイボールも酎ハイもない。とっとと食って帰れと言う店の主張がメニューから感じ取れる。

  • ちゃんぽん
  • 皿うどん
  • 焼きそば
  • チャーハン
  • 餃子

オーダーは以上だ。おでんもあるのだがパスした。さすがに食べきれない。

最初に出て来たのは餃子だ。大して期待せずに食べたのだが、なかなかジューシーで味わいがある。皆がうまい美味いと言い出した。写真を撮ればよかったと思っても後の祭りだ。

焼きそば

次に焼きそば。ちゃんぽん麺を炒めたものだ。思ったほどこってりしていない。

ちゃんぽん

コクのあるスープにコシのあるちゃんぽん麺。ボリュームがすごい。味わう余裕がない。食べてると言うよりは「やっつける」と言う表現の方が正しくなってきた。ちゃんぽんを頼んだもう一人もキツそうな顔で食べている。塩加減がちょっと私には濃いので、スープをほとんど残してしまった。

皿うどん

焼きそばと同様にボリュームは少なめ。さらにみんなでシェアしている。私はもう無理だ。写真だけ撮らせてもらう。

最後に焼き飯。もうええわ!撮る気も起きない。早くホテルに帰りたい。このままだと明日の朝は胸ヤケ必須だ。早く処置せねば。

ごちそうさま

最後の焼き飯を平らげると、皆も帰りたかったらしく、そそくさと店を後にした。繁華街はまだまだ明るい。人通りは少ないが店を覗くとまだまだ盛り上がっている店もいくつかあった。長崎市も過疎に苦しんでると言うが、まだ活気が感じられる。観光地独特の雰囲気もある。企業城下町から観光地へと転換して行くのだろうかなどとぼんやり考えながらホテルに戻ったのだった。

ラーメンさんぱちHP

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