朝市定食 刺身

小樽市 鱗友朝市 朝市食堂 朝市定食

朝市食堂

我が家の食材を確保するために鱗友朝市を訪れた。物資調達を済ませた後にするべき事は朝食だ。ブレックファーストだ。しかも魚市場の朝飯と言えば、当然刺身か海鮮丼が鉄板であろう。

市場には「いち乃実」と「朝市食堂」の二店舗がある。双方のメニューを比較してみる。まずいち乃実、丼ものがメインだ。

対して朝市食堂は、海鮮丼だけではなく定食や一品ものが充実している。

海鮮丼は今夜、もしくは明日、我が家で妻と一緒に食べれば良い。よってここは必然的に定食を食べることになるだろう。よって、朝市食堂に入ることにした。

店の表に掲示されているメニューの隣には、謎かけのマーカー用黒板が置いてあった。その心はなんだろうか、とその前にCM、ではなくて食事をしよう。

ちょっとまて、謎かけボードのそばに「朝市 謎かけ Vol1」と表紙に書かれたノートが置いてある。来客者からの挑戦を募るのか、ネタを募集しているのか、意図がいまいち掴めぬ。

すべて同じ筆跡で記されている。おそらく、この謎かけボードの履歴なのだろう。

メニュー

店に入る。

さて、何を食べようか。メニューを再び見る。

定食は4つ、オススメは朝市定食だ。真ホッケ焼き…いやいい、子どもの頃、散々食わされた。サーモンみそ焼き、これもパス。銀だら焼き定食、うーむ。イカ刺身定食は時価である。刺身定食も1590円。やはり朝食は1000円以内に抑えたい、となるとやはり消去法で朝市定食しか残らない。本日の焼き魚と刺身が付いているお得なご飯だ。これにしよう。

店の前には朝一な時がある。平成から令和へとかけて大河打つときます、その心は。めくってくださいとあるがめくるのは買いにすることにした。

店の中は食べ終わった曲がたくさんいて、あまり人がいなかった。

中央にテーブル、そして周囲にカウンターといった作りの小さな店である。、ご多分にもれず食べには様々な店のサインが置いてある。

表に時価と書かれていた生きイカは1300円だった。これなら割安だ。今更後悔の念もなくはないが、もう頼んでしまった。賽はふられたのだ。後戻りはできない。

小樽産のうに丼が3600円。先ほど2000円で売っていたウニだ。自宅で食べたほうがリーズナブルである。

色紙のサインで分かったのは、熊切あさ美、MUCC、久住昌之…え?もしやこの店は、孤独のグルメで取り上げられたのだろうか。

相棒と書かれたサインは水谷豊と…誰だろう?読めない。 どのサインにも「のんのん様へ」と書いてある。この店は朝市食堂ではないだろうか。どちらの名前が正しいのかわからない。わからないまま時はすぎる。誰かこの店の名前を教えてくれ、Google先生!

調べてみると、昨年までは「お食事処のんのん」という看板がかかっていたようだ。なにかしらの理由で店名が変わったのだろう。

朝市定食

店内を観察していると、朝市定食が運ばれてきた。朝食にしてはなかなか豪華だ。

焼魚に刺身、小鉢、味噌汁、ご飯に黄色い沢庵である。では、いただこう。

味噌汁はネギとワカメ。刺身はイカ、サーモン、カニの三種類。イカは臭みなく、食感もよく甘みがある。ご飯と合う。ほどよく脂がのったサーモンも臭みなく、香り良く。身は柔らかい。カニもしっかりとした味がする。千円でしれっとこれだけの刺身が食べられるのが、北海道の底力だ。小鉢はイカゲソ炒め煮、中華の味付けである。

つややかに光る塩鮭は、見た目にもたっぷりと脂がのっているのが分かる。口に入れれば、身はほろほろの柔らかい身だ。味付けは甘塩だろう。ああ、これだけの焼き鮭が食べられるなんて幸せだ。沖縄で売っている塩鮭は身が固い。ガムよりも固い。商品サンプルじゃないかと思うくらいなのだ。箸がスッと入る優しい塩鮭は沖縄では入手困難なのである。

ごちそうさま

忘れてた。謎かけの答えは何だっけ?平成から令和へとかけてタイガーウッズと解きます。その心は…?

なるほど。そう願いたいですね。 おうちに帰ろう。

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