2020年4月6日
朝市定食 刺身

北海道 小樽駅 鱗友朝市 朝市食堂

鱗友(りんゆう)朝市

以前にも小樽に来たことがある。その時は駅前の三角市場と、駅から徒歩で5分ほどの中央市場を覗いてみた。三角市場は観光客ばかり、ほぼほぼ中国人だった。対して中央市場は閑散としていた。客がいないので、店側も手持ち無沙汰のようだった。いくつもの空きスペースもあった。やはり地方の生活市場は寂れていくのだろうか。他に鮮魚が買える市場がないかネットで検索すると、駅から離れたところに鱗友市場を見つけた。

小樽運河

市場は重要文化財の日本郵船小樽支店の近く運河の終点あたりに位置する。観光客向けと言うよりは、地元の人たちが普段使いする市場である。観光客の姿はほとんど見当たらない。

市場外観

買い物をしよう

市場の中には多くの鮮魚店、一部は青果店と精肉店になっている。そして二店舗の飲食店。朝市で購入した食材を飲食店に持ち込むと調理してくれるようだが、朝飯からそんな贅沢をすることは、貧乏性の私にはなかなか難しい気がする。函館の朝市では三千円の食事をしていたのだが…なんだろう、この差は。論理が破綻しているではないか。自己矛盾だ。

構内

まずは食材の調達から始める。なんだ、この価格は?空港価格からは信じられない数字が並んでいる。

うに、いくら、たらこ売場

小樽産うにが2000円。イクラが150グラムで2000円。内地であれば、生すじこが100グラム1000円だ。土産店ではいくら50グラム1000円が相場である。つまり末端価格三千円のイクラが二千円で売っているのだ。塩水うには空港価格3800円が2000円である。

そして切子とは言え、たらこが1000円でこれだけの量だ。土産に持って帰ると言えば、まだ解凍していない冷凍たらこを出してくれる。これは助かる。鮮度が落ちない上に、保冷剤の代わりにもなる。

もちろん鮮魚も安く売っている。ただし時間帯によっては、鮮魚店に魚をさばく担当の人がいなかったりする。その場合は下処理をしてもらえない。自宅に持ち帰り、自分で下ごしらえすることになる。それほどさばくのが難しい魚でなければ良い。もしくは最初からさばいてある魚を買うのも良い。ホッキ貝程度なら、私でも殻付きをさばくことができる。

食事をしよう

我が家の食材確保を済ました後に私がするべき事は、朝食だ。ブレックファーストだ。しかも魚市場の朝飯と言えば、当然刺身か海鮮丼が鉄板であろう。

市場には「いち乃実」と「朝市食堂」の二店舗がある。双方のメニューを比較してみる。まずいち乃実、丼ものがメインだ。

いち乃実

対して朝市食堂は、海鮮丼だけではなく定食や一品ものが充実している。

メニュー

海鮮丼は今夜、もしくは明日、我が家で妻と一緒に食べれば良い。よってここは必然的に定食を食べることになるだろう。よって、朝市食堂に入ることにした。

謎かけボード

店の表に掲示されているメニューの隣には、謎かけのマーカー用黒板が置いてあった。その心はなんだろうか、とその前にCM、ではなくて食事をしよう。

ちょっとまて、謎かけボードのそばに「朝市 謎かけ Vol1」と表紙に書かれたノートが置いてある。来客者からの挑戦を募るのか、ネタを募集しているのか、意図がいまいち掴めぬ。

謎かけ

すべて同じ筆跡で記されている。おそらく、この謎かけボードの履歴なのだろう。

朝市食堂

店に入る。

店内

さて、何を食べようか。メニューを再び見る。

メニュー

定食は4つ、オススメは朝市定食だ。真ホッケ焼き…いやいい、子どもの頃、散々食わされた。サーモンみそ焼き、これもパス。銀だら焼き定食、うーむ。イカ刺身定食は時価である。刺身定食も1590円。やはり朝食は1000円以内に抑えたい、となるとやはり消去法で朝市定食しか残らない。本日の焼き魚と刺身が付いているお得なご飯だ。これにしよう。

店の前には朝一な時がある。平成から令和へとかけて大河打つときます、その心は。めくってくださいとあるがめくるのは買いにすることにした。

店の中は食べ終わった曲がたくさんいて、あまり人がいなかった。

中央にテーブル、そして周囲にカウンターといった作りの小さな店である。、ご多分にもれず食べには様々な店のサインが置いてある。

カウンター

表に時価と書かれていた生きイカは1300円だった。これなら割安だ。今更後悔の念もなくはないが、もう頼んでしまった。賽はふられたのだ。後戻りはできない。

小樽産のうに丼が3600円。先ほど2000円で売っていたウニだ。自宅で食べたほうがリーズナブルである。

サイン色紙

色紙のサインで分かったのは、熊切あさ美、MUCC、久住昌之…え?もしやこの店は、孤独のグルメで取り上げられたのだろうか。

サイン色紙

相棒と書かれたサインは水谷豊と…誰だろう?読めない。 どのサインにも「のんのん様へ」と書いてある。この店は朝市食堂ではないだろうか。どちらの名前が正しいのかわからない。わからないまま時はすぎる。誰かこの店の名前を教えてくれ、Google先生!

調べてみると、昨年までは「お食事処のんのん」という看板がかかっていたようだ。なにかしらの理由で店名が変わったのだろう。

朝市定食

店内を観察していると、朝市定食が運ばれてきた。朝食にしてはなかなか豪華だ。

朝市定食

焼魚に刺身、小鉢、味噌汁、ご飯に黄色い沢庵である。では、いただこう。

刺身小盛 サーモン いか かに

味噌汁はネギとワカメ。刺身はイカ、サーモン、カニの三種類。イカは臭みなく、食感もよく甘みがある。ご飯と合う。ほどよく脂がのったサーモンも臭みなく、香り良く。身は柔らかい。カニもしっかりとした味がする。千円でしれっとこれだけの刺身が食べられるのが、北海道の底力だ。小鉢はイカゲソ炒め煮、中華の味付けである。

焼き塩鮭

つややかに光る塩鮭は、見た目にもたっぷりと脂がのっているのが分かる。口に入れれば、身はほろほろの柔らかい身だ。味付けは甘塩だろう。ああ、これだけの焼き鮭が食べられるなんて幸せだ。沖縄で売っている塩鮭は身が固い。ガムよりも固い。商品サンプルじゃないかと思うくらいなのだ。箸がスッと入る優しい塩鮭は沖縄では入手困難なのである。

忘れてた。謎かけの答えは何だっけ?平成から令和へとかけてアイガーウッズと解きます。その心は…?

謎かけ解答

なるほど。そう願いたいですね。 おうちに帰ろう。

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