2020年6月7日
帯広 三楽 焦がし醤油ラーメン

北海道 帯広駅 ラーメン酒屋 三楽 焦がし醤油ラーメン

帯広日曜ランチ

日曜日、観光地と言えども店の大半は定休日だ。駅前と言えどもほとんどの店が閉まっている。まして現在時刻は14時半。ランチタイムも終了する頃合いだ。日曜日なのでランチタイムなど関係なく、夜まで開いている店になるのだろうが、昼間の帯広市内は人通りもそれほど多くない…あれ?そんなことは無いな。先ほどから若い人たちとすれ違うことが多々あった。ただ不思議なことがひとつ。みんな、服装がおかしい。スカートをはいた男性や、迷彩服を来た者、女性も少し季節に合わない格好をしてる人ばかりである。

後でわかったことだが、帯広市内でコスプレイベントが開催されていたそうだ。まさか十勝でそんなイベントがあるなんて発想はなかった。それにコスプレと言うには中途半端な格好に思えた。やるのであらば下記の画像に示す程度はしてほしいと個人的には願うのである。

米国シアトルでののコスプレイベントの参加者
米国シアトルでののコスプレイベントの参加者

先ほどすれ違った若者たちを見て、コスプレも方向性を間違えると、ただの女装癖の人にしか見えないものだと、つくづく思った。

繁華街を歩いても店は開いていない。Googleによれば営業中と表示される店もことごとくお休みだ。これだからネットの情報はあてにならない。地方に行くほど精度が落ちる。インデアンは営業中だが、カレーを食べる気にはなれない。ホテルの周りをウロウロするが、開いているのは先ほどから何度か店の前を通り過ぎたラーメン店だけだ。

三楽 店舗外観

カレーよりはいいか。期待せずに店に入った。

ラーメン酒屋 三楽(さんごう)

ラーメン屋にありがちな券売機ではないのが嬉しい。店内はカウンター席のみ。小さな店だ。

店内客席カウンター

スタッフは全員女子。厨房1名、フロア1名だけ。

水もセルフだ。目の前のポットから水を注ぐだけなのでこれは問題ない。自分のペースで水が飲める方が嬉しいのだ。いや、フロア担当の女性も麺を茹でたり盛り付けをしている。

水はセルフ

メニュー

カウンター席に陣取り、メニューを眺める。さて、何を食べようか。店の外には豚丼ののぼりがあるのに、店内にはメニューには見当たらない。文字だけのあんかけ焼きそばにしようかとも思ったが、写真もないので頼む勇気がない。結局、人気No. 1の焦がし醤油ラーメンをセレクト。ネギをトッピングだ。

メニュー

メニューをよくみると片隅に豚丼が掲載されていた。もっと目立つように書くとか、セットメニューにするとか、ひと工夫したほうがいいように思う。

メニュー拡大

先に入っていた客のオーダーを解析してみる。母数4に対し焦がし醤油が3、特製肉味噌ラーメンが1。人気No. 1は歴然だ。午後三時近いというのに、 気が付けば 店は満席であった。人通りの割に店がないのだ。若い客ばかりでオヤジは私一人。

私一人。

だから何だよ?

カウンターの上には酢も醤油もあるのに餃子はメニューにない。今はランチメニューだからなのか。餃子を食べるならば夜に来なければならないと言うのか。なんせ営業時間が午前11時から午前4時までとある。同じメニューとは思えない。深夜には深夜のルールがあるのだろう。

カウンターの調味料

厨房では大量のもやしを鍋で振っている。これも仕込みなのだろうか。

焦がし醤油ラーメン

ようやく人気ナンバーワンが私の前に運ばれてきた。キャバクラのナンバーワンは一人しかいないが、料理のナンバーワンはいくらでも作れるので、食事中にバックレるような、指名したのにぜんぜん席に着かないなんてことがないので安心だ。ひどいと、最初と最後の5分しか配置しない店もある。延長のときだけかよ。だが、客にも対策はある。ヘルプで着いた女性が楽しかったら指名を変えてしまえばいいのだ。指名料は変わらない。これをやられた女の子は当然、配席をしているスタッフに文句を言う。営業妨害だからである。策士策に溺れるである。なんでランチのラーメンでキャバクラことを考えなければならないのだ。

焦がし醤油ラーメン

トッピングの真っ白いねぎが焦げ茶色の液面に生える。まずはスープを一口飲む。ん?なにか物足りないなあ、パンチがない。だが言い換えれば、最後までスープを飲み干せるような優しい味わいだ。パンチのある力強いスープは、インパクトはあるが途中で飽きる。

焦がし醤油ラーメン アップ

麺は縮れ麺。 焦がし野菜からコクが出る。シャキシャキの野菜の旨みと玉ねぎの甘み。

麺アップ

サイコロチャーシューは噛むと旨味が滲み出る。 麺を丼の底に沈む野菜とともに食べる。見た目よりもたっぷりと入っている。味噌ラーメンと同じ技法で仕立てられる、まさに焦がし素材とあっさり醤油味の融合。素晴らしい。

麺と野菜とチャーシュー

半分ほど食べたら、胡椒をかけて味に変化をつける。予想通りだ。オーソドックスな醤油ラーメンから嫌な匂いを取り去ったかのような味わい。パンチはないが、何杯でもレンゲですくって飲み続けたくなる、油分少なめのあっさりスープ。ああ、たまらない。

思いがけずに美味いラーメンと出会うことができた。これもまた出張の醍醐味だ。帯広は何を食べてもハズレがないと、あらためて思い知らされたのであった。

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