琉球鉄板 梟(ふくろう)
本日は本社の役員と営業部員との懇親会である。会場は那覇市久茂地交差点ちかくの「琉球鉄板 梟(ふくろう)」だ。以前はここに「お好みキング」という店があった。店主は内地の人間だったので、結婚を機に東京に戻ってしまった。今は飯田橋に同じ店名の店を出しているが、なかなか行く機会がなく、時間が経ってしまった。今年は無理だが、来年こそは店を訪れようと思った次第である。
この近辺は一か所を除いて、店の入れ替わりはそれほど激しくなかったのだが、ここ最近はずいぶんと顔触れが変わった気がする。久茂地交差点は那覇の中心部だ。以前は週末の夜にヘルメットをかぶってスクーターに乗った暴走族もどきがギャラリーをしり目に走っていた。その後、厳しい取り締まりに合い、現在では見ることができないと思う。
久しぶりに訪れた店内は、基本的な構造は変化なく、内装に多少手が加えられている程度であった。ほぼ居抜きである。以前も鉄板焼きの店なので、相当のものが流用できたのだろう。奥のお座敷席はすっかり様変わりしていた。
コース料理
お座敷席はすべて貸切となっていた。定員は20名ほどだが、こちらも20名以上である。当然か。もちろん料理も当然のごとく、コース料理なのである。私には何の選択肢も選択権もないのである。出されたものを、ただ受動的に食べるだけだ。好みでなければ箸を付けないだけのことだ。なのに、周囲が気を配って皿に取り分けてくれると、これはもう有難迷惑なのだ。営業系の人間はやたらと気配りが美味い。私のような他人への配慮に欠ける人間とは大違いなのである。だから自分は営業に向かない。そもそもあまり他人に興味が湧かないのだ。
半熟卵とパルメザンチーズのシーザーサラダ
定番中の定番。居酒屋であれば初手はお通しなのだろうが、ここは鉄板焼きの店だ。一品目はサラダなのは当然だろう。パステルグリーンのレタスや純白のシーザードレッシングなどの明るい色を基調として、周囲に原色の素材をちりばめたカラフルな一品だ。中央のゆで卵がいいコントラストを見せている。これをぐちゃぐちゃにかき混ぜて取り分けられた。味も申し分ない。
生ハムとトマトのカプレーゼ
ユニークな一品だ。カプレーゼだけでも十分に美味いのだが、それ生ハムをかぶせて味わいに広がりを持たせている。さっぱりとしたドレッシングに肉の旨味とコク、塩気がプラスされる。技ありの料理なのである。
明太チーズ玉子の鉄板焼き
とん平焼きだと思って食べたら別物だった。
石垣牛ホルモンみそダレ鉄板
宴会なので、主目的は食事ではなく会話である。このあたりから料理の記憶がなくなっている。
たぶん、ステーキとチキン。
おそらくチキン。皮パリ!やんばる鳥の皮塩焼きだろ。
牛ガーリックライス。
アラカルト
本日の参加者は半数が営業マンである。不動産の営業マンはとにかくよく食べる。その上、先輩や上司からは食わされる。高価なものを売っているのに、貧相な営業マンではマンションを売れないためらしい。あまりでぶでぶでもダメだが、ある程度は恰幅が良くないと格好がつかないらしい。少なくとも、脂がのった20代、30代の営業マンは痩せていてはダメらしいのだ。40代になると、それまでの不摂生がたたって一気に痩せる人も出てくるし、順当に中年太りに移行する人もいる。いずれにしろ糖尿と高血糖、高尿酸に悩まされるのだ。
で、コースだけでは物足りないと、アラカルトを注文し始めた。
たぶんデミオムライスだろう。
和牛ステーキ。
ハンバーグ…だろうか?
国産!ホルモン鉄板焼き
ローストビーフとカルビ焼肉???
美味しくいただきました。今日は一次会で帰宅した。明日は久しぶりの休日だ。自宅でゆっくり過ごそう。
数年前に五十路となったバツイチ男性。昨日は沖縄、今日は北海道、明日は四国…出張三昧の日々、三年間で制覇した店は千店舗を超えた。日本全国及び海外での食事を記録したブログである。五十路とは本来「五十歳」を意味するが、現代社会では「50代」と誤った認識が定着している。それにあやかりブログのタイトルを名付けた。(詳しく読む…)