那覇市立病院 エバーロイヤル恵
朝から妻の帝王切開手術が始まり、母子とも無事に娘が生まれた。手術が終わり、新しい命が妻の母乳を元気に飲んでから眠ったのを確認し終えたのが14時前。私もお腹が空いたので、病院のレストランで食事をすることにした。
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食券を買う。白身魚フライは売り切れだ。選択肢はとんかつ、日替わり、うな重の三つ。ちなみに日替わりは白身魚照り焼きだ。夜はサワラを食べるから日替わりもなし。うな重もない。消去法でとんかつだ。
午後一時前だが、店内は閑散としてる。外からの光が差し込み、店内は明るい。
眺めも悪くない。6階とは言え、病院は高台にあるから、なかなかの眺望である。
驚愕のとんかつ定食
私のとんかつが運ばれてきた。
ええ?
これで880円?
嘘だろ?
肩ロースとんかつに申し訳程度の野菜。付け合わせは大学いもになますとすべて根菜。味噌汁の具は少々のワカメも大根の葉のみ。ご飯はベシャベシャ。炭水化物がハンパない。
とんかつの肉が固い。これで880円かよ。市立病院だろ?安くて美味いもの食えるんじゃないのか?食べている最中に驚愕の事実を発見する。日替わりランチが鳥から定食だと?食券機にはそんなことは書かれていない。どうなってるのだ?
食後の紅茶はセルフではない。運ばれてくる。見た目はすこし高そうな食器だ。
弁当買えばよかった。
娘が生まれた喜びの後に、このような理不尽なとんかつを食わせる那覇市立病院。私は娘に一生言うのだと思う。
「お前が生まれた日にパパが食ったとんかつはな…」
数年前に五十路となったバツイチ男性。昨日は沖縄、今日は北海道、明日は四国…出張三昧の日々、三年間で制覇した店は千店舗を超えた。日本全国及び海外での食事を記録したブログである。五十路とは本来「五十歳」を意味するが、現代社会では「50代」と誤った認識が定着している。それにあやかりブログのタイトルを名付けた。(詳しく読む…)