栃の木黒牛プロヴァンス風

JAL529 羽田ー札幌 ファーストクラス 夕食 黒牛プロヴァンス風

羽田に着くと、札幌行きは20時20分発だという。500円のサービス券をもらったので、お土産を買った。この分だと札幌につくのは23時前か。家を出てからちょうど八時間だ。さーて、夜だし、今回は飲んじゃうぞ。プレミアムモルツをリクエストして食事を待つ。

私の食事が運ばれてきた。うんうん、JALの食事はいいやね。今日のメニューは宇都宮のレストランOTOWAが監修したものらしい。三月にも行ったなあ、中華園。さて、味わうとするか。

まずはテリーヌ。魚の臭みなく、湯葉の香りもない、独特のテリーヌにマヨネーズがマッチして、口の中に甘みが広がる。あっさりしているのにコクがある。美味い。

ナスの梅風味フレンチドレッシング。焼きナスだろうか。梅風味はいい意味で風味のみ。自己主張はない。ナスの甘みとドレッシングの酸味がマッチする。これも美味い。

smile vegetableのとうもろこしのスープ、丸福農園の福来茜のジュレは、スープというよりムース。トウモロコシの味が濃厚。これに福来茜の甘酸っぱさがトウモロコシの甘さを引き立てる。美味い。ちなみに「福来茜」とはトマトの品種らしい。

プチぱんにはバターをたっぷり。中はしっとり。パンがうまい。バターの塩気がパンの味を引き立てる。

さて、ついにメインディッシュだ。栃の木黒牛プロヴァンス風。マッシュポテトが口当たりなめらか。ソースと会う。トマトの酸味がきいているようだ。野菜の火加減もちょうどいい。、固すぎず食感を残している。ソースとの相性もいい。

肉が柔らかい。牛肉の嫌なところが一つも感じられない。ソースが肉を味わい深くする。オリーブはアクセントだ。和食で言えば紅生姜だ。

美味い。

マロンケーキは甘さ控えめ。しっとりしてモンブランにも似た味だ。

機内は気圧が低い。標高2000メートル相当なので、酒のまわりも早い。ビール一杯でほろ酔いだ。でもハイボールを飲むのだ。午後九時を過ぎてるのだ。飲まなければやってられないのだ。札幌についてから何か食べることもないだろう。さすがにラーメンを一日2食はない。ないないない。

ハイボールを頼んだのはいいが、もう青森上空だ。すぐに着陸だ。急いで飲まなければ。いや、そんなにガツガツしなくても、これからホテルに行くのだよ。下げてもらおう。まもなく北海道。明日は何が食べられるかな。

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