豚しゃぶしゃぶ

JAL513便 羽田ー札幌 ファーストクラス

JALファーストクラス初体験

初めてJALのファーストクラスに乗ることになった。しかも時間が昼をまたぐ便なのでランチもついている。少し楽しみだ。搭乗して席に着くと、アテンダントがおしぼりを持ってきてくれる。ANAなら袋入りのおしぼりだが、普通に丸まったおしぼりを一つ一つトングで手渡してくれる。これはいい。食事のドリンクも離陸前に事前に尋ねてくれる。熱いお茶を頼んだら緑茶とほうじ茶のどちらかを尋ねられた。これは嬉しい。ANAにはほうじ茶がない。でも、羽田のJALラウンジにはほうじ茶は置かれてなかった。

ラウンジで思うのはANAでもJALでも牛乳の味がおかしく感じる。変に甘い。自然な味ではない。やはり牛乳は宮平牛乳の低温殺菌だ。沖縄のスーパーで市販されてるものでは、昔からこいつが一番うまいと思う。沖縄でしか売っていないのだが。

ファーストクラス ランチ

飛行機が離陸して20分ほど経った頃、茨城県上空あたりで食事が運ばれてきた。味噌汁が紙コップではなくお椀に入っている。お茶は茶碗に淹れられている。食事は皿に載っている。これがANAとは大きく違う。あれは弁当だ。これは定食だ。

マグロのオクラ和えは刻み海苔をかけ、たっぷりの出汁のジェルと一緒に食べる。しっかりと冷たくてひんやりした刺身は悪くない。山かけを食べてるようだ。あさりと白ヒラタケのおひたしは食感もよく、あさりが香ばしい。菊の花の黄色がとても映える。

味噌汁の若芽は厚みがあってうまい。カップ味噌汁の薄いワカメではない。豚しゃぶは肉の厚みも茹で加減も絶妙。ゴマだれの塩加減もいい感じだ。付け合わせのタケノコも上品な味がする。ジャガイモはホクホクだ。ふっくりんこのご飯も硬くなく、ふんわりとしている。炊きたてとはいかないが、まあまあ悪くない。

食べ終わるとカップラーメンのサービスもある。うどんでスカイとラーメンでスカイだ。魅力的だったが断った。

前の席との距離もプレミアムクラスより広く感じる。窓際の席だったが、トイレに行くのに隣の席を横切る時も窮屈さを感じない。

一息ついて窓から外に目を向けると竜飛岬が見えた。あそこから青函トンネルが津軽海峡に向かって行くのだな。もうすぐ北海道だ。JALのファーストクラス、なかなかやるな。機内食で記事を書くとは思わなかった。機内インターネットも無料だし速度も遅くない。ANAの機内インターネットはだいぶマシになったが、それでもJALより遅い上に有料だ。ANAももう少し快適になれば嬉しいのだが、ただ手をこまねいてるわけではなく、そのうちサプライズでもあるんじゃなかろうか、などと勝手な想像をするのであった。

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