スモークチキン クランベリーソース

JAL 511 羽田—札幌 ファーストクラス ランチ

昨晩は雪でタクシーも呼べず、電車も大混乱だったようだ。それでも午後十時半にもなると、流しのタクシーを拾うことができたので、酔っ払いをタクシーにぶち込んで、帰宅させた。私も帰宅後、歯を磨いて服を脱いだらそのまま寝てしまった。

翌朝、快晴だ。雪は23センチとかなり積もったが、日中は十度以上になるという。ところが、明日は氷点下ということで、道が凍る条件が揃う。私はこれから札幌に向かい、明日は八戸、明後日は沖縄を越えて宮古島だ。

雪の中を荷物を引きずり、浜松町駅まで歩く。雪かきされている場所とそうで無いところの差が激しい。荷物がいつもより重く感じる。幸い、モノレールは通常運行だったので、部屋を出る前にテレビで報じられていたような混乱に巻き込まれることもなく、羽田空港に着いた。

その後、フライトは定刻通りに出発。飛行機が羽田空港を飛び立ち、シートベルトサインが消えてしばらくすると、CAがランチの飲み物を尋ねてくる。ほうじ茶だ。ANAにはほうじ茶が無いのだが、JALだと飲めるのが嬉しい。

そして、ランチだ。やはり、皿で出てくると嬉しいものだ。弁当箱は、なんだか好きになれない。さて、何を食べようか。うーん、よし、サーモンだ!君に決めた!

スモークサーモンにたっぷりのレモンを絞り、ピーマンのコンフィといただく。オニオンの甘みがすごい。野菜の甘み、脂の甘み、オイルの甘み、レモンの酸味に、ウイキョウの香り。サーモンは臭みもなく、旨みが凝縮している。冷たく冷えた白ワインが飲みたくなる。パンでごまかそう。

冬野菜のサラダは、ゆでた根菜だろうか。漬物を食べてる気になるが、甘い。これに生ハムの塩気がマッチする。ああ、白ワインが飲みたくなる。パンでごまかそう。

モッツァレラチーズはパンに合うなあ。パンは温かく、外はカリッと、中はしっとり。バターが馴染む。

スモークチキンをナイフで切る。固い。力がいる。それが口に入れて噛むと、弾力はあるものの、噛み切るのは容易だ。クランベリーソースは思ったほどフルーティーではないものの、クセもなく、ローストして旨みがぎゅっと詰まったチキンとの相性もいい。鶏皮もヌルヌルしていない。塩気が少しキツイが、ポテトピューレを合わせると、いい塩梅だ。ああ、白ワインが欲しい。パンはもう無い。ほうじ茶を飲む。

ほどなく完食。デザートは今治トマトを使ったスイーツだ。

今日のブランチはこれでおしまい。いや、朝食かな。昼に札幌で何か食べる時間があるだろうか。しばらくラーメンを食べていない気がする。味噌ラーメンが食べたくなってきた。でも、食べるとしたら深夜だな。しかも、記憶があるかどうか。少々、不安もあるが、やはりすすきのナイトを楽しみに、会議に向かうのだった。

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