フォカッチャサンド
グルメ 雑感

JAL ファーストクラス 福岡—羽田 朝食

酒好きだが、飲みに行くのは控えたい

私は昭和世代であり、酒席も好きなので、たまに会う人たちと会議や打ち合わせをしたのちは、時間が合えば飲みに行くようにしている。

いわゆるノミュニケーションだ。

酒の席がすべてとは思わないし必須とも思わない。もちろん、私だって酒席を断るときもある。特にここ数年は断る機会が増えた。残り少ない人生を、貴重な時間を、飲んで騒いで無駄に消費したくない。

酒が入ったことで突っ込んだ話ができるのは事実である。飲んだからこそ、歯に絹着せない、本音の議論ごできるのも現実だ。だが、記憶がない。覚えていない。これではせっかく使った時間が無駄撃ちで終わってしまう。

今後の人生を見据えてやりたいことも沢山ある。家のことも家事も育児もしなければならない。一人、もしくは妻と二人で飲む分には、酒の量もピッチも自分のペースでゆっくりと飲めるのだが、それ以外はダメだ。必ず飲み過ぎてしまうので、翌日に差し障る。なので、ますます一人で飲む機会が増えるのだ。

キャバクラが好きで悪いか

元々が歌謡曲を聴いていなかった。中学生の時にザ・ベストテンを観てはいたが、その頃にハマっていたのはYMO。高校生の時はカシオペアやザ・スクウェアなどのフュージョン系だ。田原俊彦はクラスの女子が応援歌で「哀愁でいと」を歌うというので知った。大人になってからは、人が歌うのを聴いて覚えた曲も多数ある。お付き合いだ。

だが、カラオケで私が好きなのはアニメとボカロだ。アニメも昭和のではなく平成のものだ。ガンダムではなくエヴァだ。さらに言えばヴァルブレイヴのPreserved Rose がデュエットできれば最高だ。妻以外に歌えた者がいないのが悲しい。ボカロに至っては、昭和世代はアニメとの違いが分からない。ダンプとF1カーほども違いがあるにもかかわらずである。

昭和のオヤジがカラオケで盛り上がるイメージ
昭和のオヤジがスナックで酔うとこうなる

なので同世代とカラオケに行くと、相手は盛り上がっても、私は盛り上がれない。誰もが人の歌を聴かなくなるほど酔いが回れば歌いもするが、誰からもシンパシーを感じない。

つまらん。

私も金髪のタレントは皆同じ顔に見えるので、人のことは言えないか。もともと相貌認識能力がかなり劣っている。若い頃は大場久美子と早見優が区別できなかった。

ボカロで盛り上がるのは基本的に二十代だ。最近、米津玄師が流行っているが、私の中ではHachiである。「結んで開いて羅刹と骸(むくろ)」の作者である。そもそもがボカロの人なのである。ようやく時代が追いついたのだ。まったく感慨深い。

だから私はキャバクラが好きなのだ。熟キャバや姉キャバ好まないのだ。

JAL ファーストクラス 朝食

東京での午前11時からの会議に参加するために、七時半のフライトで東京に向かう。

眠い。

昨晩は会議後の懇親会で食事をした。初めてゴマサバを食べた。サバには真鯖とゴマ鯖の二種類がある。美味いのは真鯖だ。脂がたっぷりのった真鯖をかるーく締めたのが一番美味いと個人的には思っている。ゴマ鯖は真鯖に比べて脂のノリがイマイチなので、鯖節に加工されたりする。

博多 ごまさば

福岡の郷土料理であるゴマサバは、真鯖の刺身に特製のゴマだれをかけたもので、ゴマ鯖ではない。これがまた美味い。玄界灘で獲れた脂のノリがいい真鯖を楽しめるのは、博多ならではなのだ。

もちろん活きイカも出てきた。透明なイカの食感を楽しむのも福岡流だ。あとはもつ鍋。昼も食べたので、手をつけなかった。その後は中洲に向かい、二次会、三次会。ホテルに戻ったのはおそらく午前0時頃。よくも朝、起きれたものだと自分に感心した。

博多 活イカ

博多駅で荷物を持って地下鉄に向かうには、デイトスの中からエレベーターに乗るしかないことを学習した。空港に着くと保安所を通り、ゲートへ向かう。すぐに搭乗が始まったので席に着いた。離陸前に朝食を食べるかどうかを、アテンダントに尋ねられる。食べない人も少なくないが、私は食べる。飲み物を聞かれて、いつものように熱いお茶と答えると、ほうじ茶か緑茶かを聞かれる。

ここがANAとJALの最大の違いだ。

ANAにはほうじ茶という選択肢がない。我が家では伊右衛門のほうじ茶パックを定期的に購入している。けいたまの食事のドリンクはほうじ茶を冷ましたものか、冷蔵庫で冷えた麦茶のいずれかである。ホテルから持ち帰った緑茶は私が消費する。授乳中の妻もカフェインのキツイ緑茶を飲むことができないためだ。

JALファーストクラス朝食

飛行機が離陸し、シートベルトサインが消灯すると、アテンダントが朝食の配膳を始めた。私の目の前にも食事が置かれた。やっと飯にありつける。食べることにしよう。

フォカッチャサンド

まずは熱々の生ハムとモッツアレラチーズのフォカッチャサンド。チーズが伸びる。まあまあ美味いのだが塩気がキツイ。

マンゴーデニッシュは甘酸っぱいマンゴーペーストとデニッシュのコンビネーションだが、マンゴーが少しくどい。ほうじ茶が欲しいところだが、飲みきってしまったので、おかわりが来るのを待つ。うん、お茶と一緒に食べる方が美味いな。甘さと渋みがマッチする。

サーモンのフリッタータ

サーモンのフリッタータ。これは玉子焼きなのだろうか。見た目には色々と具が入っているようで、食感も豊かなのに、薄味のたまごとケチャップの味しかしない。いや、違うな。シンプルな味わいが心地よい。

ツナサラダは野菜がシャキシャキ。ゴマだれドレッシングとよく合う。クラムチャウダースープは具がアサリのみ。野菜がない。味はさっぱりしているが塩気が少しキツイ。

デザートのフレッシュフルーツはリンゴが美味い。シャクシャクとした食感と甘酸っぱい味わいが、疲れた体にビタミンを与えてくれるかなようだ。ブルーベリーは小さくて味があまりない。完全に飾りだ。パイナップルとグレープフルーツは味を殺し合っている。キウイは安定の甘さだ。

はー、落ち着いた。

さて、一眠りするか。今日は長い一日なのだから。