子ども連れの旅行
小さな子供がいる家族連れの場合、部屋食が必須だ。食事の部屋が、例え個室でも、寝るのとは別の部屋だとダメなことは、夏の旅行で実感した。けいたまがすぐに飛び出して行ってしまう。部屋食なら大丈夫だ。テレビもおもちゃも着替えもある。
そして和室だ。ベッドで寝かせると絶対に落ちる。自宅のベビーベッドでも、寝ている間、柵にガンガンぶつかってるのだから、普通のベッドは危険だ。試しに沖縄のホテルで和室を検索したところ、見つからなかった。うーむ。
もう一つ大事なのが家族風呂だ。一緒に入れないと、けいたまが暴れ出した時に、妻が一人で対処しなければならない。身重の妻には重労働だ。一緒に入るか、もしくは一緒に入らなくても、家族風呂が内風呂なら、妻が私を呼べば済む。二歳児はやりたいことができないと泣いて暴れ出す。怒っても無駄だ。まだ感情のコントロールができないから、気をそらすか、なだめるしか他にない。
もちろん、宿が小さな子供に好意的なところでなければ、せっかくの旅が台無しになる。大人だけの静かな宿、子どもが好きではないスタッフならば、最初から「お子様連れお断り」と分かるようにしてほしい。それはそれで理解できるからだ。食堂での食事中に、年配者の聞くに耐えない話が聴こえてくるなんてのは、こちらからも願い下げだ。
海の近くの宿に泊まれば、食事は海の幸が中心になる。刺身以外にも色々と食事が出てくる。魚好きのけいたまが食べるものに困らなくて済む。けいたまは肉も好きだが、沖縄では海の幸になかなかありつけないので、やはり魚を食べさせてあげたいと、夫婦で思うのだ。
来年生まれる″ゆうたま″も、きっと魚好きなことだろう。この日記も「けいたまゆうたま日記」に名前が変わるかもしれない。「KたまUたま」日記もいいかな。
温泉宿でほっこり
伊豆と言えば、天城越え。石川さゆり。歌詞にも出てくる河津七滝、とくればループ橋。目的地の旅館はループ橋の下に位置していた。せっかくなので贅沢しようと、露天風呂付きの広い部屋にした。シーズンオフだと安く泊まれるのがいい。
足柄サービスエリアで食事をすませると、けいたまの服を買いに沼津のバースデーに向かう。沖縄には店舗がない。やはり内地の店舗は在庫が豊富だ。お買い得品を多数見つけて買い込む。
次はたまたま見かけた百均ショップのセリアに向かう。私がお気に入りの計量スプーンを探すのだ。妻によれば、最初はダイソーで買ったと言う。だが、ダイソーには売っていない。キャンドゥーで買ったはずだと言う。出雲市駅のキャンドゥーには売っていなかった。導き出される答えは、どちらでもない店。つまり、セリアだ。予想通り、売っていた。迷わず購入する。これで三組揃った。
買うものを買ったら目的地に一直線。道の駅 伊豆のへそにも行きたいがスルー。関東に住んでいた頃はよく来たものだ。さらに伊豆の国市を経て河津に向かう。ここのブックオフには妻と上の子たちと来たことがある。
さらに伊豆半島を進み、浄蓮の滝を過ぎ、天城隧道を抜け、目的地はループ橋の下の宿「青木の坂」今回は内風呂が露天風呂の豪華な部屋だ。年末とは言え、シーズンオフの平日だから、お得な値段で泊まることができる。もちろん、部屋食だ。小さい子どもはいつ体調を崩すかわからないので、予約したのも前日だ。
そう言えば、上の子たちが小さい頃、熊本の黒川温泉の宿を予約したのだが、一人が熱を出して旅行が中止になったことがあった。幸い宿は無料でキャンセルできたが、マイルは無駄になってしまった。
部屋はなかなか広い。風呂は露天風呂だ。半屋外になっているので、シャワーも洗い場も露天だ。寒くて大丈夫かと心配になったが、お湯を浴びればなんてことはなかった。けいたまも妻も大喜びだ。
夕食はもちろん、金目鯛付き。海の幸に山の幸、郷土料理は静岡おでん。伊勢海老もサザエも美味しくいただきました。けいたまは金目鯛をパクパク。
なんと言っても、ご飯が美味い。水が綺麗なところは、コメが美味しく炊ける。これに漬物が、刺身が合う。酒を飲みながら、ご飯を二杯も食べてしまった。腹がキツイ。
食後、昼間運転していた妻が寝てるのをよそに、興奮気味のけいたまは、妻のスマホでアンパンマン見ながら楽しんでいたのでした。
伊豆 青木の坂(Twitter)
数年前に五十路となったバツイチ男性。昨日は沖縄、今日は北海道、明日は四国…出張三昧の日々、三年間で制覇した店は千店舗を超えた。日本全国及び海外での食事を記録したブログである。五十路とは本来「五十歳」を意味するが、現代社会では「50代」と誤った認識が定着している。それにあやかりブログのタイトルを名付けた。(詳しく読む…)