プレミアム御膳

ANA464便 那覇ー羽田 プレミアム御膳 ランチ

朝の家事を終えてからタクシーで空港に向かい、チェックイン。今回は定時出発のようだ。ほどなくして搭乗案内が流れる。ゲートに向かい、飛行機に乗り込む。満席だ。春休みを沖縄で過ごした人たちが帰るのだろう。内地は桜の季節だが、沖縄は初夏だ。爽やかで過ごしやすく、天気もいい季節なのだ。

さて、ランチだ。プレミアムクラスだから食事付きなのだ。いつもの弁当だろうなと、特に日記に書くつもりもなかったのだが、私の前に出された食事はいつもと違っていた。

ん?JALを意識したか?そういえば、四月からは機内WiFiも無料になったはずだ。

蓋を外してみた。なかなか美味そうではないか。

実食。まずはごぼうと牛肉の有馬煮。山椒の香りがほのかにする。肉も柔らかくて薄味で美味い。ビールが欲しくなるな。からし高菜漬け。結構、辛さがある。後に引く。ビールが飲みたくなる。小松菜と焼き椎茸和え百合根。お浸しだ。薄味で小松菜の香りはいいのだけど、椎茸の香りはない。百合根を噛むときの食感がなんともたまらない。

鳥南部焼き。しっかりと焼いてあって皮もヌルヌルしない。歯ごたえがあるけど硬いわけじゃない。味もしっかり。これは日本酒だな。赤魚西京焼き。酒粕の香りもしないが臭みもない。温かいと美味いのだろうが、冷たいのであまり味も感じない。残念。厚焼き玉子はいつもと変わらない。弁当でももっと美味い玉子焼きを食べたことがあるのだけどな。梅いくらとレンコンとキュウリの和え物は珍味ですな。梅の香りとレンコンのシャクシャクした食感が楽しい。きゅうりは存在感ゼロ。ああ、これも酒が飲みたくなる。

酒の代わりに私の思いを受け止めてくれるのが五穀梅しそご飯。見た目よりも梅味はしない。上品な味付けだ。炭水化物はいいねえ。

煮物は薄味の出汁をしっかりと含ませてある。噛むたびに汁が溢れてくる。ひとつひとつ、素材の味と相まって、それぞれが異なる味覚を楽しませてくれる。美味い。これはハイボールが飲みたくなる。

味噌汁はインスタントなのだろうが、豆腐のしっかりとした、滑らかな食感が意外だった。やっぱり、競争がないとね。一人天下は進歩を生まない。ライバルがあってこその切磋琢磨だ。今度はどんなサービスでJALと競うのだろうか。楽しみだ。

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