2020年2月18日
鶏の照り焼きごはん

ANA1739 関空〜那覇 プレミアム御膳 夕食

台風19号襲来

元々の彦根市での会議を終えたのちに、飲んで食って騒いで、翌日は京都市内で漬物や食材等の物資補給をしてから沖縄に戻る段取りをしていた。それが大型で猛烈な強さの台風19号の接近により、予定変更を余儀なくされた。沖縄県民であれば台風の情報で一番気になるのが中心気圧である。数日前は915ヘクトパスカル。

なにこれ?

過去30年に関東地方に上陸した大型台風の中心気圧はことごとく950ヘクトパスカル以上である。生まれて初めて被災した平成24年の台風17号が那覇市を通り過ぎた際の中心気圧は930ヘクトパスカル。その時はベランダの洗濯機が風に舞い、サッシにぶつかりガラスを割った。ベランダに設置された隣室との壁はすべて破壊された。エアコンの室外機すら位置が変わっていた。

台風17号被害
台風ですべて割れた隣室との隔壁と風で飛ばされて壊れた洗濯機

930ヘクトパスカルでこの威力なのだ。

平成15年に宮古島を襲った台風は910ヘクトパスカル。風速85メートルを記録した。気圧差で役所の窓ガラスが多数割れ、パトカーは風圧で出動できず、風力発電機が倒壊した。

こんな台風が中部地方を中心に、近畿、関東、東北地方に進撃してくるのだ。逃げるのは当たり前だ。

米原から新幹線で京都に行き、物資補給を済ませてから特急列車で関西空港に向かう。京都駅では乗り換えの時間がだいぶあったので、駅前のイオンで買い物を済ませた。

イオン京都駅前店 青果売り場

時間が遅いからなのか、台風が近づいているからなのか、出発ロビーは人影がまばらであった。

関西空港 出発フロア

関西空港のユニクロ。ああ、外国人がよく来ている、よく分からん単語のTシャツはこんなところで販売されていたのか。雷おこし、文明堂、羽二重団子、木村屋総本店。日本人ならばシャレで買うことは有っても、自分で着ることは無いだっろう。ほぼ、罰ゲームである。まあ、沖縄でも平和通りや国際通りに方言Tシャツが山ほど売っている。「島人(しまんちゅ)」「海人(うみんちゅ)」「兄弟(ちょーでー)」「強者(ちゅーばー)」等々である。あれと変わらんか。

ユニクロ 関空店

プレミアム御膳 ディナー

飛行機は満席だ。定刻通りに関西空港を離陸した。さて、夜だから飲む。いつもは窓側に座るが、今日は通路側の席である。飲む気満々なのである。水分を摂るとトイレが近くなるためだ。一杯目はとりあえずビール、プレミアムモルツなのだ。

ビール

お盆の上には暖かい箱と冷たい箱は一つずつである。冷たい方が前菜、温かいのがご飯であろう。

お品書き

ししとうがうまい。焦げた香りとししとうの味わいがマッチする。海老のうま煮はえぐみを消して旨みを引き出す。なるほど、うま煮だ。見た目はおからのようなかぼちゃのサラダ、しゅやくのあじがしっかりとする。さつま揚げは口の中で噛みしめてるうちに旨味が滲み出てくる。暑いお茶があれ瞬時に旨味が花開くものを、ビールでは自力で体温で温めるしかない。さつまいも甘露煮はほどよい甘さ。冷たくても美味い。卵焼きは少ししょっぱい。

きんぴらごぼうも上品だ。甘すぎずしょっぱすぎず、ボリボリと音を立てて食べる。ご飯に合う、酒にも合う。サバの竜田揚げが冷たい。よく冷えている。知覚過敏の人ならしみるのではなかろうか。ビショビショなので南蛮漬けと変わりない。ランチであれば熱いお茶で口内加熱すれば旨味も堪能できるが、ビールではかなわぬ行為だ。仕方がない、ここは耐えるしかない。機内はパイロットを頂点とする階級社会だ。食事もアテンダントが配給したものを受け入れるしかないのだ。言われるがままに生きるしかない乗客は現実を受け入れてあきらめることしかできない。これが飛行機に乗ると言うことだ。

鳥の照り焼きご飯からはときおり山椒の香り。思ったよりも薄味でおかずの味を邪魔しない。銀杏の香りが秋を感じさせてくれる。ああ、焼きたての銀杏が食べたくなる。

食べ終えたところでビールもなくなった。ごちそうさま。あとはハイボールをゆっくり飲みながら沖縄に着くのを待とう。

飛行機の中は地上よりも気圧が低いので、酔いが回るのが早い。飲み過ぎには注意なのだ。沖縄着は22時半。家に着くのは23時過ぎだ。みんな寝ているだろうから、そっと家に入ろう。

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