2020年7月10日

チャイナマネーができるまで

娘がおばあちゃんに晩ごはんをご馳走したいと言う。ママからカード使う許可もらったから、私が払うとのこと。元妻は中国では富裕層の下っ端に属する資産家だ。上になると資産が数千億から数兆円になる。

中国は共産国家だから、土地と人民は国のものだ。人の命など、国のさじ加減でどうにでもなるから、人権という発想はない。「国」とは政府のことだ。中国共産党を指す。共産党が中華人民共和国を建国したのだから、党は国よりも上位だ。もちろん八路軍、つまり人民解放軍も建国前から存在したから、政府より上位だ。

北京市
北京の街並み(2003年)

中国の統治機構はアメリカと似ていて、それぞれの省政府が行政機構となっている。北京は特別市だ。ワシントンD.C.と似ている。省の下には市、区、県、村がある。中国では県は日本の町に相当する。それぞれの行政機関は土地の使用権を持っている。行政機関は全員が党員である。日本で言えば、土地はすべて国有地のようなものである。

土地の使用権限を持つ役職の人物が、家族名義で会社を作る。その会社に土地の使用権を許可する。会社は使用権を数十億円で不動産デベロッパーに転売する。デベロッパーはマンションを建てて販売する。共産党員が中国富裕層となるからくりだ。

他にも色々あるが、それはまたの機会に。

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