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JR北海道の罠
急な北海道での会議を終えて、本日は福岡経由の鹿児島である。滝川から8時27分発の特急ライラックで札幌に向かう。
ライラックは江別駅の手前で急停車。踏切で車が立ち往生し、非常ボタンが押されたとのことだ。10分ほど停車ののちに運転再開。接続のエアポート快速は、発車を遅らせると案内が流れる。
昨日もそうだった。
新千歳空港から乗車した快速エアポートの車中、札幌駅で乗り換える特急ライラックの指定席券を駅ネットで購入しようとしたのだが、確定ボタンを押すのをためらった。乗り換え時間が8分しかないのだ。
JR北海道はとにかく遅れるのである。
思い起こせば、接続する特急に乗れなかったことも何度かある。電車が途中で止まってしまったこともある。運転再開のめどが立たないとかで、タクシーに乗り換えたことも数回あるのだ。
しかも、駅ねっとで買ってしまうと、札幌駅で一旦改札を出て、券売機で切符を受け取らなくてはならない。ホームの移動だけで済まない。ちょっとでも電車が遅れたらアウトだ。ここは様子を見るべきだろう。そう考えて購入処理を取り消した直後、アナウンスが流れた。
「当電車は前の各駅停車が遅れたために五分遅れで運転しております。」
出たよ。ほら、これだからJR北海道は油断も信用もならないんだよ。買わなくて正解だよ。
札幌駅ではライラックが乗り換え客が乗り終わるまでは発車しないということだった。改札まで行き、特急券の購入に方法を駅員に尋ねると、車掌から現金で買えばいいという。
Suicaも使えないのか?現金を持っていなければ切符も買えないのか。キャッシュレスがトレンドのこの時代にJR北海道は何をやってんだか。
幸い、その程度の現金を持ち合わせてたので、無事に車内で、車掌オススメのお得な切符を購入できた。
ポンコツ駅員の罠
昨日の続きだ。滝川駅に着いてから、明日の帰りの指定席券を購入する。窓口で若い駅員が、端末の画面の前でまごまごしているのを見て、先輩社員が席を代われと若いのに告げた。交代するとドヤ顔で切符を発行してくれた。
今朝、 滝川駅にて特急ライラック号札幌行きを待っていると、稚内行きの特急宗谷が入線してきた。昔は急行宗谷であった。ライラックに乗り、指定された席に向かうと、そこは普通席だった。私が指定したのはグリーン車だ。ドヤ顔で何をしてくれてんだ。滝川にはポンコツ駅員しかいないのかと、天井を仰ぐのだった。
快速エアポートは新千歳空港に少々遅れて到着した。改札でSuicaの処理をするよう、昨日の車掌から告げられていたので、必要な切符等をすべて揃えて窓口に提出する。
「札幌からこちらまでの運賃が1070円になります。」
はあ?乗車券、出してんだろう?二重取りか?どこまでポンコツなんだよ、JR北海道!
新千歳空港の罠
千歳から11時発の福岡行きに乗る。到着は13時半だ。ランチタイムをまたいでのフライトであるが、弁当は買いたくない。食べたくない。かと言って10時半ではランチに早すぎる。本日も晩飯にありつけるのは、おそらく21時くらいであろう。ならば、昼飯は14時頃に博多駅で食べるが吉。朝食を摂ったのが朝7時なので、七時間も食べないのはさすがにキツイ。
大丈夫。JALのダイヤモンドプレミアムラウンジで、ホタテチャウダーと焼きカレーパンをおやつ代わりに食べればいいのだ。新千歳空港の楽しみなのだ。北海道土産の一つも買わずにカウンターで荷物を預けると、ラウンジに向かった。席を確保してフードコーナーに向かう。
え?
ホタテチャウダー無いの?まじ?
仕方がない、気を取り直して焼きカレーパンを…あれ?
なにこれ。
無いじゃん。
なんで、なんで?
なにも食えないでは無いか、ひもじくなるではないか、どないせーっちゅうねん?!!!
そんな私の目に飛び込んできたのは、塩ダレザンギおにぎり。いや、だめだ。さすがにおにぎりはアウトだろう。カロリーが高すぎる。糖質が多すぎる。
だが…今、こいつを食べずして、いつ食べるというのだ?こんがりと揚がった大きな肉が、まるで使徒のコアのように埋め込まれたゴマだらけの飯団子。これに手を出さずに要られるほどの理性をあいにく私は持ち合わせていない。
いただきます。
ゴマの風味溢れる中にしっかりとした鶏肉味わい、塩ダレの味付けもよく、ぺろっと食べてしまった。
さて、行きますか。
50年ほど生きていれば、いろんな経験をするものだ。さほど破天荒な生き様だとは思わないのだが、あまり他人が知らないことを見知ってきたらしい。そんな私の人生の切れ端でも誰かの役に立つかもしれないなら、記録として残す価値はあるかもしれないなどと考えながらブログを更新している。(詳しく読む…)