2024年4月20日
自家製海鮮丼 北海道食材 うに たこ

おみやげ海鮮丼とこどもたちの成長

道の駅 花ロードえにわ

北海道への出張の楽しみは、食材の調達である。野菜、肉、魚。沖縄では金を払っても手に入らないものが安く販売されている。産地の特権である。電車での移動であれば千歳駅前のイオンに行くのが通例なのだが、今回は車での移動だ。久しぶりに恵庭市の道の駅、花ロード恵庭に寄って野菜を買う。ここの直売所はお気に入りなのだ。

いつも用件を済ますとすぐに立ち去るので気付かなかったが、直売所の裏に流れる川との間に色とりどりの花が咲く庭園が整備されている。春になりまさに百花繚乱、待ってましたとばかりに咲き乱れる花々が美しい。

花ロードえにわ

園芸用の花はたくさんの種類があって、名前を調べるのも一苦労。分からないことも少なくない。沖縄でもガーデニングの店で咲いている花を見かけて名前が分かったものも少なくない。山野草だとそれほど種類がないので、特定がまだ容易なのである。

花ロードえにわ

野菜を買った後は生鮮食品だ。主に魚とジンギスカンを購入する。冷凍ジンギスカンは保冷剤にもなるので一石二鳥なのである。保冷バッグいっぱいの食品を調達して沖縄に戻る。明日のランチは豪華海鮮丼なのだ。

おみやげ海鮮 一日目

前日に北海道で買った食材をたっぷりと使って作る、自家製の豪華海鮮丼。沖縄ではいくら金を出しても手に入らない食材も少なくない。

自家製海鮮丼

炊き立てのご飯に刻み海苔をのせ、冷水にさらした大葉と大根の千切りを固く絞ってご飯にのせる。クロソイ、松川カレイ、タコ頭、ホッキ貝、シャコに甘海老。魚はいずれも脂がのっていて、ワサビ醤油とご飯との組み合わせが最高である。甘海老の身はねっとりと甘く、お吸い物に入れた頭からは濃厚のエビの味がする。タコの頭は足よりも味が濃い。大きなシャコも身が甘く、生のホッキ貝はいい香り。

自家製海鮮丼

こんな贅沢な海鮮丼、北海道で食べてもそれなりの値段がするだろう。沖縄では金を払っても食べられない。けいたまは少しずつ刺身が食べられるようになっているが、食わず嫌いが多いので仕方がない。だんだんと食べるものが増えるだろう。

おみやげ海鮮丼 二日目

大量に魚を買ったので、ひたすら食べ続ける。本日のランチも海鮮丼だが、昨日の食材に塩水うにを追加である。スーパーで安く売っていた。ムラサキウニだ。臭みなく甘いウニを贅沢に惜しみなくご飯にのせる。醤油をつけるなどもったいない。ワサビだけで十分だ。

自家製海鮮丼

なぜ、魚とご飯の組み合わせはかくも美味なのであろうか。北海道万歳!炭水化物万歳!

ゆうたまとけいたま

一度は片付けたベビーサークルを復活させたところ、意外に好評であった。付属の電話がお気に入り。お風呂あがりで裸のゆうたまがサークルと戯れる姿は、もろに進撃の巨人に出てくる奇行種である。

「おお、ウォール マリアだ!」

私の呟きに妻がケラケラと笑っていた。

夜、何気にゆうたまを見ていたら、お気に入りの電話をもって遊んでいた。

「はい、もしもし、はーい」

と言ってるようである。発音がまだ不明瞭なので推測であるが、そのように聴こえる。

ゆうたま電話

ゆうたまは一歳二ヶ月になったばかり。大人の真似をしていたずら盛りである。一人目のけいたまは身近に手本がなくて、ひとり試行錯誤を繰り返していたが、次女のゆうたまは、けいたまに遊び相手にもなってもらえるし、手近な見本でもあるから、色々と習得が早い。おもちゃもけいたまの遊び方を見てあれこれやっている。

よりリアルなスマホタイプのおもちゃもあるのだが、そちらには興味がないようで、伝統的な電話の受話器がいいようだ。デジタルネイティブのこの子達はいずれスマホタイプにシフトするだろう。

次の日、保育園から帰ってきたけいたまは、マンションのドアに鍵を入れて開けようとする。小さい頃からネジとドライバーのおもちゃが好きで、ネジを見るとすぐに回して外してしまう。テーブルの足先のネジを外して怒られるのは、今でもしょっちゅうだ。

けいたま開錠

鍵穴に鍵を挿すのが大好きで、自宅ドアのロック付きサムターンもいつのまにか回せるようになっていた。就寝時には寝室の鍵をかける。お風呂に入る時は浴室の鍵と通風口までロックする。トイレだけはあまり鍵をかけない。マグネットのおもちゃやブロックでも独創的な作品を作るので驚きだ。親バカだ。

二人とも成長が楽しみなのである。

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