昨晩、遅くに妻から連絡があった。
「実家でゆうたまがミルクを飲んだら吐いたの。その後も、何度も吐いてるの。」
熱はない。機嫌も悪くない。熱を測ると怒りだすと妻は言うが、それは毎度のことだ。
熱がないと言うことは炎症は起こしていない。
機嫌が悪くないと言うことは、腹痛等はない。
実家で飲んだミルクに問題があったのではないかと思ったが、それも考えづらい。ゆうたまが吐く間隔は、だんだんと長くなっている。とりあえず様子見か。
しばらくして妻から再び連絡があった。
「傷んだ水でミルク作ったかもしれない。」
何日か放置した水筒に入っている水でミルクを作ってらしい。それは、さすがにヤバイんでないかい。でも、ゆうたま、吐き出したし、それなら病気ではないから大丈夫だよ。
「私、何やってるんだろう。」
妻がつぶやいた。
「腐ったミルクを自分の赤ちゃんに飲ませた毒親。」
「幼い娘を蠱毒に封じ込めた鬼母。」
「乳児虐待妻。」
激しく落ち込む妻に温かい言葉をかけて励ました。
夜が明けると、ゆうたまが下痢をしていた。妻が病院に連れて行くと、診断結果はお腹の風邪。食あたりではない。ノロとかロタではなく、軽いものなので、整腸剤だけで大丈夫とのことだ。
妻の嫌疑は晴れた。毒母ではなかった。
それでも、ウイルス性胃腸炎なので、病院から完治証明をもらわないと登園できません、と保育園は杓子定規的に規約を主張するのであった。
ああ、無情。
そりゃ、そうだよね(^^;
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アラフィフで再婚して二人の子どもを授かりました。妻は初めて、私は二度目の育児を夫婦で頑張っています。