正月に食べたもの
子供の頃から、正月は雑煮とおせちであった。今はおせちはなんちゃってで済ませるが、雑煮は毎年つくる。鰹と昆布で出汁をとり、具は鶏肉、大根、にんじん、しいたけ、サヤエンドウに三つ葉である。これに海苔と餅を入れて完成だ。
沖縄には雑煮がない。代わりに汁物を作る。肉汁か中身汁だ。年末のスーパーに行くと、つゆ用のウデ肉やソーキが売っている。煮込んで沖縄そばの具にするのか、ソーキ汁にするのであろう。年越しそばは沖縄そばが一般的なのだ。
そして中身汁の材料もたくさん売られている。私は作ったことがないのだが、妻の実家で食べる中身汁は美味いのである。
妻の実家でおもちゃを広げて楽しんでいる、けいたま三歳であった。
二日目には、昨年、ビンゴゲームで当てた「しまね和牛」をステーキにして食べた。とろけるような旨さ。和牛が苦手な妻でも食べられる。もちろん、けいたまは大興奮だ。たくさん食べた。
三日目はおせちもどきの材料を使って海鮮丼。別名、魚卵丼。たらこ、自家製イクラ、数の子にマグロの漬けを熱々のご飯に載せるのだ。二十日大根とキュウリも添えてみた。色とりどりで楽しい上に美味しい。さすがにこれはけいたまが食べられないので、好物の煮魚を作って食べさせた。
明日からは保育園も始まる。ついに2019年が本格稼働するのである。時間が経つのが早い。私はあと何回、正月を迎えることができるのだろうか。
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アラフィフで再婚して二人の子どもを授かりました。妻は初めて、私は二度目の育児を夫婦で頑張っています。