2024年3月28日
低音調理 牛肉ステーキ

沖縄でまったりの日々 散らばる食器とおうちごはん

散らばる食器

早朝便で沖縄に戻り、自宅に帰る。台所がすごいことになっていた。仕方がない。毎度のことである。ちゃっちゃと要領よく家事と育児をこなす人もいる。仕事ながら家のことをする人もいるのだが、妻は要領が悪い上に片付けが苦手。食洗機に入れて食器を見て、私が入れ直すこともしばしば。カウンターキッチンが高めなので、食洗機が妻の身長では少々手が届きにくいのである。

子供たちにまとわりつかれたら何もできなくなるし、それでもイライラすることも少なくない。子どもは親の言うことなんて聞かない。自分だって子どもの頃は親の言うことをあまり聞かなかった。だが、家事よりも育児を優先してほしいと話しているので、妻はその通りに実践しているだけなのだ。家に帰れば、家事は私の仕事である。

散らばる食器

台所を片付け、散乱したおもちゃをしまって、掃除機をかける。洗濯がまだならば、洗濯機を回して、乾いた洗濯物をたたみ、洗濯の終わった衣服を干す。最後に掃除機をかけ、床があまりにも汚れているようなら、セスキ酸のウエットシートでフローリングを拭くようにしている。我が家ではスリッパを履かずに全員裸足なので、セスキ酸で拭いた後は床がサラサラになり気持ちいいのだ。

自家製角煮丼

ランチは妻が得意料理のトンポーローを作ってくれたので、丼にした。いわゆる角煮丼だ。チンゲンサイを茹でて、半熟玉子を作る。ご飯の上に蒸しあがったばかりの熱々のトンポーローを載せ、鮮やかな緑のチンゲンサイと真っ白な半熟玉子。とろとろになった熱々の甘くてコクのある豚バラ肉、半熟玉子を箸で割ると、中からとろーりとあまーい君が溢れてくる。肉に絡めてご飯と食べる。

自家製角煮丼

至福。

シャクシャクとしたチンゲンサイはいい箸休めだ。我が家では、基本的に野菜をたっぷり食べるので、チンゲンサイも多めにのせる。ご飯は少なめだ。タレのしみたご飯に肉と卵の甘み。自家製のぬか漬けも合わせて食べればうまさ倍増。

ランチ その2

翌日は体調悪く、朝食をパス。前日に飲むと、翌日の午前中はたいがい役立たずだ。ついつい飲み過ぎてしまう。けいたまとゆうたまを保育園に連れて行くのも妻に任せっきりだ。

お昼はお土産に買ってきた塩ラーメン。乾燥キクラゲを戻し、細切りにしたチンゲンサイともやしをレンジでチンする。チャーシュー代わりに、ローストポーク。柔らかくて麺料理に合うのだ。

塩ラーメン

妻と美味しくいただいた。

ランチ その3

本日のランチは冷麺。韓国メーカーの農心が作っている乾燥冷麺がなかなか美味いので、たまに買っている。

冷麺

トマトとキムチ、固ゆで玉子にローストポークをトッピング。爽やかなランチであった。

そして晩御飯

近所のスーパーに買い物にいく。ミジュンが大量に売っていた。ニシンの仲間らしい。骨が細く身が柔らかいということは、煮魚や天ぷらにしたら美味そうである。

ミジュン

ガツンも売っている。和名はメアジ、漢字で書くと「目鯵」。 見た目の通り、目が大きな鯵である。真鯵よりも淡白らしいのだが、何となく目が大きいと妖怪系に見えてしまって手が出ない。今度、いい型のものが売っていたら、アジフライにしてみようと思う。

ガツン 目鯵

目鯵を買わずに別の魚を買った。分厚いステーキ用の肉も買う。これを低温調理でじっくり焼いてステーキに。簡単である。

程よくミディアムレアに焼けた肉を切り分け、赤ワインと醤油、胡椒でデグラッセしてソースを作る。ステーキはけいたまもゆうたまも大好き。パクパク食べる。

低音調理 牛肉ステーキ

この日に買った刺身が思いがけず美味かった。タイクチャー、和名は大口石血引(おおぐちいしちびき)。ピンク色のきめ細かく、舌触りが滑らかな身。ほどよく脂がのっていて、マグロのような癖がない。やわらかくてとろけるような食感。沖縄で獲れた魚だが、マンザイウオやアカマンボウなど、まれに美味い魚が売っているのだ。マグロのはえ縄にかかる魚だが、量が極端に少ないので、滅多に流通しない。美味なので漁師が食べてしまうそうだ。

沖縄の魚は熱帯魚だとバカにする人たちに食べてみてほしい。写真を撮るのを忘れてしまった。無念じゃ。

ステーキの低温調理の仕方は、もう少し研究してから妻に伝授するつもりである。私がいなくても簡単に焼けるのだから。

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